情報処理技術者試験シリーズ令和04年 ITパスポート 合格教本

[表紙]令和04年 ITパスポート 合格教本

紙版発売
電子版発売

A5判/472ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-297-12421-2

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書籍の概要

この本の概要

「小難しい解説だと,頭に入らない…」

そんな方々に13年間ずっと支持され続けた「教科書だけど,おもしろい」試験対策本です。馴染みがない用語も,身近な例やキャラクターとの対話を交えて解説。まるで岡嶋先生のユーモアたっぷりの講義を受けている感覚で,楽しくスルスル読めます。
また,とっつきやすさだけでなく,

  • 2022年4月実施の最新シラバスVer.6.0に対応
  • 近年の出題傾向をふまえて「データサイエンスとAI」の節を新設
  • 学んだことをすぐ確認できる節末問題
  • スマホ/PCで操作できる問題演習WEBアプリ「DEKIDAS-WEB」

などで堅実に合格ラインを突破できます!

こんな方におすすめ

  • ITパスポートに一発で合格したい方
  • 挫折しない教科書を探している方

著者の一言

国の情報処理技術者試験推しが,とどまるところを知りません。
もともと「IT人材が足りない」とは,ずっと言われ続けてきたので,何を今さらと思われるかもしれませんが,相次ぐセキュリティ関連事故,人口減少に伴う生産性向上への焦躁から,ちょっと本気を出してきた気がします。
2013年に創造的IT人材育成方針(IT総合戦略本部)が,業務やビジネスにITを活かせる人材を創出するためにITパスポート試験の活用を促す,と明記したのを皮切りに,2014年には世界最先端IT国家創造宣言(閣議決定)で,ITに関する基礎知識を問う国家試験(ITパスポート試験)の活用促進等を行うと謳われ,新・情報セキュリティ人材育成プログラム(情報セキュリティ政策会議決定)でも,スキルの修得状況について客観的に示せるよう,ITパスポート試験の活用方法を示していく考えが明らかにされています。
これを受けて,就職活動におけるエントリーシートに,ITパスポート合格の有無を書かせる企業も出てきました。国家公務員の採用でも,情報セキュリティに関するスキル修得状況を確認するために,採用面接時にITパスポート合格の有無を確認することがあります。 わたしたち受験者にとって永遠の悪夢は,努力が水の泡になることです。報われないかもしれないから試験勉強は辛いのです。報われることが確実なら,もう少し試験勉強は楽しいものになることでしょう。上記の状況を鑑みると,少なくとも「受かってはみたものの,思ったほど役に立たなかった」という失望は味わわなくてすみそうです。
行政は,情報処理技術者試験を英検やTOEICのような試験に育てようとしています。これらで高得点をマークすれば,キャリアにおいてまずムダになることはありません。関係者は「情報も英語と同等に重要なスキルであるのに,なんで英検くらいの受験者を集められないの!」と歯噛みする思いなわけです。今後も各種の後押し施策が登場するでしょう(個人的にはジュニア情報処理試験をやるといいと思うのですが,実現しなさそうです)。
ITパスポート試験は,徐々にですが,持っていることの「あたりまえ」化が進行しようとしています。それ以前に,ITが生活の隅々まで浸透したこの社会で,ITを知らずに生きていくことは,ゲームのマニュアルを読まずにボスキャラに特攻するようなもので,ちょっと無防備です。内申書,推薦入試,有資格者入試,就活,昇格……,と動機はいろいろあるでしょうが,この試験の合格証書は,きっと支払った努力に見合ったご褒美をあなたの手元に運んでくれることでしょう。ご自身の輝かしいキャリアの最初のステップとして,ITパスポート試験に挑戦してみてください。

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情報処理技術者試験の参考書制作も大詰めを迎えつつあった2021年10月8日正午過ぎ,弊社の書籍編集部に激震が走りました。

本書のサンプル

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目次

  • 受験の手引き
  • 本書の使い方
  • 学習の進め方

1章 企業活動

1.1 会社のお金にまつわるあれこれ

  • 1.1.1 損益分岐点
  • 1.1.2 財務諸表
  • 1.1.3 在庫管理と発注方式
  • 1.1.4 減価償却
  • 試験問題を解いてみよう

1.2 会社の組織と責任

  • 1.2.1 そもそも,会社ってどんな組織?
  • 1.2.2 PDCA
  • 1.2.3 会社が負うべき責任
  • 1.2.4 社員の「育て方」と「働き方」
  • 試験問題を解いてみよう

1.3 あたらしい必須科目「データサイエンスとAI」

  • 1.3.1 「データ活用」が社会の中核に!
  • 1.3.2 データの種類と可視化
  • 1.3.3 基本的な統計手法
  • 1.3.4 AI
  • 1.3.5 AIで使われる技術
  • 試験問題を解いてみよう

1.4 社会人ならおさえたいルール

  • 1.4.1 知的財産権
  • 1.4.2 個人情報保護
  • 1.4.3 セキュリティ法規
  • 1.4.4 標準化
  • 試験問題を解いてみよう

コラム どんな勉強法がいいの?

2章 経営戦略

2.1 会社の現状を分析しよう

  • 2.1.1 「自社」のこと,ちゃんとわかっていますか?
  • 2.1.2 お金を使うなら強みか,弱みか
  • 2.1.3 自社で「提供するモノ」を把握する
  • 試験問題を解いてみよう

2.2 強みをつくる戦略

  • 2.2.1 マーケティングに関するあれこれ
  • 2.2.2 MOT
  • 試験問題を解いてみよう

2.3 ITで変わっていく世の中

  • 2.3.1 社会を支えるITシステム
  • 2.3.2 身の回りでよく見るシステムあれこれ
  • 2.3.3 組込みシステムからIoTへ
  • 2.3.4 ITとこれからの社会
  • 試験問題を解いてみよう

2.4 企業が業務に使うシステム

  • 2.4.1 電子商取引
  • 2.4.2 会社全体の生産性を高める
  • 2.4.3 システム開発をめぐる動き
  • 試験問題を解いてみよう

コラム IPAってどんな組織なの?

3章 システム開発

3.1 システムを作るときの進め方を考える

  • 3.1.1 システム開発プロセス
  • 3.1.2 開発手法
  • 試験問題を解いてみよう

3.2 プロジェクトマネジメントとは何か?

  • 3.2.1 プロジェクトマネジメント
  • 3.2.2 スケジュール管理のサポートツール
  • 試験問題を解いてみよう

3.3 システムは開発するだけじゃダメ

  • 3.3.1 サービスマネジメント
  • 3.3.2 システム監査
  • 試験問題を解いてみよう

コラム テキストって何冊買えばいいの?

4章 コンピュータのしくみ

4.1 コンピュータにまつわる計算を攻略しよう

  • 4.1.1 二進数
  • 4.1.2 集合と論理演算
  • 4.1.3 確率
  • 試験問題を解いてみよう

4.2 動画も音声も扱えれば,仕事も楽しい?

  • 4.2.1 情報量と情報の表し方
  • 4.2.2 機械とヒトをつなぐ「情報」をデザインする
  • 4.2.3 マルチメディア
  • 試験問題を解いてみよう

4.3 コンピュータへの指示の出し方を考える

  • 4.3.1 データの構造
  • 4.3.2 アルゴリズム
  • 4.3.3 プログラミング言語
  • 4.3.4 擬似言語によるプログラム
  • 試験問題を解いてみよう

4.4 コンピュータはなにで構成されている?

  • 4.4.1 五大機能
  • 4.4.2 OSとファイルシステム
  • 試験問題を解いてみよう

4.5 仕事ならではのコンピュータの特徴

  • 4.5.1 会社のコンピュータは家のとどう違う?
  • 4.5.2 故障対策や費用はどうなってるの?
  • 試験問題を解いてみよう

コラム ITパスポートを取ると入試や就職に有利ってほんと?

5章 ネットワークとセキュリティ

5.1 ネットワークの基本

  • 5.1.1 ネットワークってなんだ?
  • 5.1.2 「無線」でインターネットにつながるしくみ
  • 5.1.3 通信の約束事
  • 試験問題を解いてみよう

5.2 ネットワークを支える下位層

  • 5.2.1 データリンク層
  • 5.2.2 ネットワーク層
  • 5.2.3 トランスポート層
  • 試験問題を解いてみよう

5.3 身近な上位層とそのほか関連知識

  • 5.3.1 アプリケーション層(メール)
  • 5.3.2 アプリケーション層(Web)
  • 5.3.3 アプリケーション層(DNS)
  • 5.3.4 アプリケーション層(そのほか)
  • 5.3.5 ネットワーク分野の総仕上げ
  • 試験問題を解いてみよう

5.4 セキュリティの基本

  • 5.4.1 リスクは3つの要素で成り立つ
  • 5.4.2 リスク管理
  • 試験問題を解いてみよう

5.5 具体的なセキュリティ対策(その1)

  • 5.5.1 人的リスクの対策
  • 5.5.2 物理的リスクの対策
  • 試験問題を解いてみよう

5.6 具体的なセキュリティ対策(その2)

  • 5.6.1 技術的リスクの対策
  • 5.6.2 コンピュータウイルス
  • 試験問題を解いてみよう

5.7 暗号化とデジタル署名

  • 5.7.1 暗号化
  • 5.7.2 デジタル署名と認証局
  • 試験問題を解いてみよう

コラム ITの勉強って,やっぱりしておいたほうがいいのかな?

6章 データベースと表計算ソフト

6.1 データベースはシステムの基本

  • 6.1.1 関係データベース
  • 6.1.2 データのモデル化
  • 試験問題を解いてみよう

6.2 もしものためのバックアップ

  • 6.2.1 データを壊さないために
  • 試験問題を解いてみよう

6.3 表計算ソフトでらくらく計算

  • 6.3.1 相対参照と絶対参照
  • 6.3.2 関数
  • 試験問題を解いてみよう

コラム ITパスポートを取ったあとはどうすればいいの?

  • 索引
  • DEKIDAS-Webについて

著者プロフィール

岡嶋裕史(おかじまゆうし)

中央大学国際情報学部教授。情報学専攻。
「わかりやすいITの解説」に定評があり,NHKのラジオ番組「子ども科学電話相談」やEテレ「趣味どきっ!」ほか,多数のテレビやラジオに講師として出演。学生だけでなく子どもからお年寄りまで,幅広い年齢層に支持される。
サブカルチャーをこよなく愛し,造詣が深い。スクウェア・エニックスと連携してゲームプランニングの講義を開講するなど,画期的な授業で注目を集める。
「情報を学ぶ人の最初の一冊になる良い本を届けたい」という想いから,本書をはじめ多数の情報処理技術者試験対策本を手掛けている。

【著書】
『情報セキュリティマネジメント 合格教本』『ネットワークスペシャリスト 合格教本』『情報処理安全確保支援士 合格教本』『はじめてのAIリテラシー』(技術評論社),『ブロックチェーン』(講談社),『いまさら聞けない ITの常識』(日本経済新聞出版社)ほか多数。