新刊ピックアップ

HTML5がいよいよ登場?!

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

皆さんが見ているインターネットのWebページ。このWebページが,HTMLという言語によって作られていることはご存知ですか?例えばこんな感じです。

<h3>この本の概要</h3>
<p>プログラミング言語をやさしく解説する「今すぐ使えるかんたんプラス」シリーズのデータベース編です。これからMySQLを始める人のために,データベースおよびMySQLの基本を徹底解説します。</p>
<h3>こんな方におすすめ</h3>
<ul>
<li>はじめてMySQLを学ぶ人</li>
<li>データベースの基礎を学びたい人</li>
</ul>

こんな感じの文章が,Internet Explorerによって解釈されて,今皆さんが見ているようなWebページとしてできあがっている,というわけなんです。

さて,そんな皆さんの身近にあるHTMLなんですが,この世に生を受けたのは1991年頃といわれています。そして,年を経るごとにバージョン1.0,2.0,4.0と世代交代し,そのたびに役割や機能が進歩してきました。

そしていよいよ,劇的なバージョンアップとなるバージョン5が,2010年の後半に勧告される予定となっています。

このHTML5,静止した文字や画像を扱うことを目的としていたこれまでのHTMLに対し,ビデオの再生や図形の描画など,動的に変化するWebページを作ることに長けている,という特徴があります。また,Webページの内容を特定しやすくするために,ページの構造を示すための要素が追加されています。

こんな新世代WebのためのHTML5ですが,すでに新しいブラウザソフトの中には,HTML5に一部対応し始めるものも出てきています。HTML5で書かれたページが皆さんの周りにでてくる時も,近いのではないでしょうか?