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ストレス社会を生き延びるには 自律神経を整えることが必須条件!

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ストレス社会で自律神経を乱す人が増えている!

自律神経失調症と診断された人は約65万人と言われます。潜在的な患者数はその10倍とされますから650万人,日本の約5%以上の人がかかっていると考えられています。

自律神経失調症は精神や身体をリラックスさせる副交感神経と,緊張させ興奮させる交感神経の二つの神経のバランスが崩れ,不眠や食欲不振,頭痛やめまい,肩こりや手の震えなど,じつにさまざまな症状を引き起こします。

現代社会は自律神経が乱れる原因が沢山あふれています。1つは生活のリズムが乱れがちなこと。夜遅くまで仕事や飲み会などで睡眠不足になったりしていませんか? 人間が進化の過程で培ってきたリズムは自律神経の中に刻みこまれています。すなわち朝から昼にかけては交感神経が優位に立って活発に活動ができるようになる。夕方から夜にかけて副交感神経が次第に優位になり,深夜にピークに達する。現代生活はこのリズムから外れてしまうようにできているのです。すると知らないうちに交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい,自律神経が乱れてしまう。

交感神経と副交感神経のバランス

もう1つは過度のストレス。仕事のストレス,家族や職場,地域などの人間関係のストレスなど,さまざまな精神的な負荷がかかりやすくなっています。

現代社会で生きる私たちは,生活のリズムの乱れも,ストレスも完全にゼロにすることは不可能でしょう。ストレスを避けるのではなく,どう対処するか? ストレスマネジメントが大切になります。

交感神経が優位に立つと

ストレスを解消するための自分の方法を確立しよう!

できるだけ規則正しい生活を心掛けましょう。とくに睡眠の時間の確保と就寝起床の時間を一定に保つ。また,適度に休暇を取る。旅行に行って普段と違う環境や自然に触れる。スポーツや運動で汗を流したり,気分転換の娯楽やゲームなどを楽しむ。趣味に没頭する……。

ストレス発散の方法は人それぞれいくつもありますが,脳科学的に見ると若干の男女差があるようです。女性は嫌なことや忘れたいことがあると甘いものをたくさん食べたりしますね。これはセロトニンという物質と関係があると言われます。セロトニンは不安感を抑え,幸せな気分になる脳内物質です。女性は男性に比べるとこの分泌が少なく,不安やイライラを感じやすいのです。

一方男性の脳はドーパミンによる報酬系が優位な脳と言われます。ストレスを感じるとギャンブルやゲームなど,よりスリルを味わうことで解消しようとする傾向が強いのです。

ストレス解消として最近注目されるのがスマホのアプリです。睡眠誘導から音や映像による癒し,簡単なゲームやパズルなどでの気分転換,悩み相談などによる心の支えなど,実に様々なアプリが登場しています。通勤途中や仕事の合間にスマホでちょっとしたストレス解消ができるのは,まさに現代の私たちならではのストレス解消法でしょう。

いずれにしても性別,性格,環境や嗜好の違いに応じて,各人それぞれが自分なりのストレス解消法を見つけることで,自律神経の乱れを意識的に整えていく必要があるのです。


下の簡単なテストをやってみましょう。半分以上該当する人は自律神経が乱れている可能性が高い! 自分は大丈夫だと自信を持つのは悪いことではありませんが,SOSサインを見逃してしまい,症状を重くしてしまう人も少なくないのです。

自律神経チェック
  • 下痢や便秘をすることが多い
  • なかなか寝付けない。寝てもすぐに目が覚める
  • 寝起きが悪くなかなか体が動かない
  • 食べ物を飲み込むときに抵抗感がある
  • 時折胸が締め付けられる感覚がある
  • よく心臓がドキドキする
  • お腹が張っている感じがすることが多い
  • 肩こりや腰痛などが慢性化している
  • 手足がだるく感じることが多い
  • 不安感や無力感に襲われることがしばしばある

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