週刊Webテク通信

2011年9月第2週号 1位は,第一印象で目を引くWebデザインについて,気になるネタは,Google+のポリシーでの通称名とはハンドルネームではない

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ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から,Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は,2011年9月5日~9月11日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. Striking the First Impression in Web Design | Onextrapixel - Showcasing Web Treats Without A Hitchhttp://www.onextrapixel.com/2011/09/02/striking-the-first-impression-in-web-design/

第一印象で目を引くWebデザインについての考察記事です。第一印象が良く,なおかつ内容が素晴らしければ閲覧数が伸びると書いてあります。まあ当たり前ですが,その当たり前が難しいんですよね。

第一印象をよくする方法として,

  • 個性をにじませる
  • 一覧性を高くする

ということが挙げられていました。

数多くのWebサイトがある中でユーザーの印象に残るのは難しいですが,第一印象の大事さに気付いていない個性のないサイトが大多数なところにチャンスがあるとのことです。

図1 第一印象で目を引くWebデザインについて

図1 第一印象で目を引くWebデザインについて

2. Responsive Web Design Toolbox: 50 Handy Tools and Services | Splashnologyhttp://www.splashnology.com/article/responsive-web-design-toolbox-50-handy-tools-and-services/2632/

レスポンシブWebデザインのためのツールやサービスを多数紹介しています。

  • テンプレート&フレームワーク
  • JavaScriptライブラリ&jQueryプラグイン
  • ツール&サービス

のカテゴリに分けて,合計50個掲載されています。

図2 レスポンシブWebデザインのためのツールやサービス

図2 レスポンシブWebデザインのためのツールやサービス

3. バニデザノート - 最近よくみる定番の動きは,だいたいこれで対応できるjqueryライブラリhttp://vanidesign.blog.fc2.com/blog-entry-12.html

最近のWebサイトでよく見かける,ちょっとした動きを実現するためのjQueryライブラリを各種紹介しています。

簡潔ながらポイントを押さえた解説が分かりやすいです。読んでいて気になったのですが,このブログでは「ほぼ日」のように文章のきりのいいところで意図的に改行を入れていますね。賛否あるとは思いますが,読みやすくなっている効果は感じられます。

図3 ちょっとした動きを実現するためのjQueryライブラリ集

図3 ちょっとした動きを実現するためのjQueryライブラリ集

4. 25+ Must-have Chrome extensions for web designers and developers | Webdesigner Depothttp://www.webdesignerdepot.com/2011/08/25-must-have-chrome-extensions-for-web-designers-and-developers/

WebデザイナーやデベロッパーのためのChrome用拡張機能が,多数紹介されています。

おなじみのWeb DeveloperやFirebug Liteのような開発用ツールから,キャプチャーツール,タブ機能を強化するものなどが取り上げられています。

図4 Webデザイナー/デベロッパーのためのChrome用拡張機能

図4 Webデザイナー/デベロッパーのためのChrome用拡張機能

5. 38 Beautiful Ecommerce Websites - Web Design Blog - DesignM.aghttp://designm.ag/design/38-beautiful-ecommerce-websites/

ECサイトのデザインギャラリーです。シンプルで落ち着いた感じのデザインが目立ちます。

図5 ECサイトのデザインギャラリー

図5 ECサイトのデザインギャラリー

そのほか,先週の記事の中から,気になるニュースを紹介します。

先週の気になるWebサービス

4大SNS一括総合検索【SNS-G.com♪】for Facebook,mixiページ,Google+,Twitterhttp://sns-g.com/

Facebook,mixiページ,Google+,Twitterから横断検索できるサービスです。

これら全てから検索するか,それぞれのソーシャルメディアに絞って検索することもできます。

mixiページは内部のコンテンツまで検索エンジンは拾えないので,mixiページを探すために使うのがよさそうです。

あとひとひねりあるともっと面白いサービスになるんじゃないかと思うので,今後に期待したいですね。

このサービス,Googleカスタム検索を使っているので,それほど難しい技術を使っているわけではないでしょう。アイデアとスピードとタイミング次第で面白いサービスが作れるという好例ですね。

図6 4つのソーシャルメディアから横断検索

図6 4つのソーシャルメディアから横断検索

今週の気になるWebネタ

Googleへの提言―通称名による透明性と匿名による言論の自由を両立させる方法はあるhttp://jp.techcrunch.com/archives/20110905pseudonyms-transparency-free-expression/

TechCrunchの「Googleへの提言」という記事によると,GoogleがGoogle+でハンドルネームアカウントの排除に動いていることから,議論が起こっているようです。

(翻訳記事では「匿名」となっていますが,原文は「pseudonymous」なので「偽名/ニックネーム/ハンドルネーム」といった意味ですね)

日本ではなくアメリカでもやっぱりそういう議論がなされていることが興味深いのですが,今回は「実名(Real Name)⁠「通称名/通名(Common Name)⁠について書きたいと思います。

Google+のアカウントは通称名(Common Name)を使うのがポリシーなのですが,通称名=ハンドルネームと誤解している人が多いようです。実際は日本では通称名の習慣がないので,実名を使うしかないというのが正解でした。

たとえば,ビル・ゲイツは,本名はWilliam Henry Gates III(ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ3世)で,通称名がBill Gates(ビル・ゲイツ)です。欧米では,書類に署名するときなどでも通称名を使うのが一般的とのことで,日本にはない習慣ですね。

このことは,Google+が『通名』ポリシーを実例付きで改訂 ― Googleが言う『通名』とは?という記事で勉強させていただきました。

もちろん今のところハンドルネームで活動している人も多いようですが,わたしはちょっと迷った末に,Google+のポリシーを守ることにしました。Facebookと同様,個人アカウントは本名で使い,Facebokページに相当するサービスが始まったときに,そっちでハンドルネームでのページを作るのが推奨される使い方なのだと思います。

著者プロフィール

芦之由(あしのよし)

Webデザインやサイト制作に役立つブログ記事やニュースをほぼデイリーでお届けするメルマガ「デイリーWebテク」発行人。フリーのWebデザイナー兼イラストレーター&ライター。シャープMZ-80Bからのパソコンユーザーで,Macintosh IIciからのMacユーザー。嫌いな言葉は「IEで見ると表示が崩れてるよ」。

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