2012年6月第3週号 1位は、Webサイト制作に関するツールや情報源まとめ、気になるネタは、国内アップルストアでもEasyPayがスタート

ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2012年6月11日～2012年6月17日の間に見つけた記事のベスト5です。

Webサイト制作に関するツールや情報源をまとめています。

掲載されている項目は以下となります。

レスポンシブWebデザインの表示チェックをするツールを各種紹介しています。Webサービスだけでなく、独自のアプリケーションやブックマークレットもあります。

別の記事で、「⁠Top 10 Best Tools to Test your Mobile & Responsive Websites | Trends」というモバイルサイト用の表示チェックツールをまとめたものもありました。

Retinaディスプレイに対応したWebデザインを行うためのテクニックを紹介しています。

といった項目が紹介されており、やはりビットマップではなくアウトラインデータを使うのがいいようですね。

セレクトボックスをユーザーフレンドリーにするjQuery／Prototypeプラグインです。

見た目がかっこよくなるだけでなく、検索で候補を絞り込んだり、（⁠Evernoteなどでおなじみの）タグ付けするようなインターフェイスにすることもできます。

ミニマルなWebデザインのギャラリーです。シンプルながら細部にこだわったデザインのサイトが数多く紹介されています。

そのほか、先週の記事の中から、いろいろなデザインギャラリー記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

Coworking JPは、国内で行われているコワーキングスペースのイベント／Jelly情報を一覧できるサービスです。

ちなみにJellyとは、コワーキングスペースでのイベントのことを呼ぶのですが、特に細かい定義があるわけではないようです。セミナーなどとは違い来場者参加型のイベントが多く、いろいろな職種の人がわいわい集まるところをカラフルなジェリービーンズに見立てたことが語源とのこと。

やはりIT関連のイベントが多く、Web制作に関するものも少なくありません。各コワーキングスペースの雰囲気を知るために、まずはJellyに参加するというのがオススメです。

各イベントは「Facebookイベント」へリンクしており、Facebook上で参加表明やコメントでの質問などを行えます。

アップルストアでiPhoneアプリを使った決済ができるという、EasyPayサービスが日本でもスタートしたそうです。iPhoneの「Apple Store」アプリを使い、商品のバーコードを読み込んだあとApple IDを使って支払いが完了するとのこと。

店員を介さずに買い物ができて便利というのは分かるのですが、そのまま商品を持ち帰ることがためらわれそうです。結局、店員に声を掛けて、袋に入れてもらう人が多いんじゃないでしょうか。

なお、このアプリ、アップルストア店内でスタッフを呼ぶこともできるようですが、呼んだ人が誰かをスタッフはどうやって判断するんでしょうか？結局自分からスタッフを探さなくてはいけないのだったら、あまり意味がないような気もしますが…。