2014年5月第5週号 1位は、オンラインビジネスを成功させるためのCTA（コールトゥアクション）について、気になるネタは、合い言葉は「Marco!」「Polo」呼びかけると迷子のiPhoneが返事をする!

ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2014年5月19日～5月25日の間に見つけた記事のベスト5です。

オンラインビジネスを成功させる鍵である、WebサイトのCalls To Action（CTA、コールトゥアクション＝行動喚起）についてまとめた記事です。

たとえば、訪問者をユーザーへと変えるための以下のようなアクションがあります。

これらのアクションを誘導するための、ボタンやテキストリンクがCTAということですね。

以下の要素がポイントとなってくるようで、どんどんテストを繰り返さなければならないとのことでした。

効果的なWebデザインを作る10の方法を紹介しています。

Photoshopを使わずにWebデザインする方法を解説した記事です。

フレームワークにTwitter Bootstrapを使い、HTMLとSassを使ってサイトをリデザインした作業を振り返り、ワークフローの各所で使ったツールなどを説明しています。

シングルページ完結型のWebサイトのギャラリーです。

縦にスクロールしていくタイプのものが主流ですが、横にスクロールするものや、縦に展開するけど1ページ単位で切り替えるタイプのものなどもありました。

Webデザインに使われるクリエティブなタイポグラフィの事例をまとめた記事です。

凝った書体もあればそうでないものもあり、画像として扱っているものもあればWebフォントもあり、といった感じでした。

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を3つ紹介します。

先週の気になるWebサービス

モバイル端末でのWebページの見え方をチェックするWebサービスをまとめた記事を紹介します。

紹介されているものを全部見てみたのですが、iPhone 5が含まれていないなど古いものが多いと感じました。この中では、以下で紹介する2つがおすすめだと思います。

Responsinatorは、複数デバイスの画面が一度に表示されるのが便利です。フラットデザインの端末のイメージの中にサイトが表示され、もちろんスクロールしたり画面遷移したりできます。

Handset Emulators/Phone Emulatorは、モニタサイズを指定することで、画面上にモバイル端末を原寸表示することにこだわっているのが特徴です。こちらは1デバイスごとに見ていくタイプです。

iPhoneがどこに行ったかわからなくなったときに、「⁠Marco!」と叫ぶと「Polo」とiPhoneが返事をすることで、ありかを探すのに役立つアプリ「Marco Polo」が登場しました。

アプリを完全に終了させるとダメなようですが、裏で起動させていればスリープ時でもちゃんとiPhoneは返事してくれるそうです。

iPhoneに電話をかければいいじゃないかとも思いましたが、無線LAN版のiPadやiPod touchでもOKなところがいいですね。また、サイレントモードにしていると電話をかけてもわかりにくいですが、このアプリなら無音にしていても返事をするところも便利そうです。