ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2016年11月28日～12月4日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. The ultimate guide to CMS, part 2 | Webdesigner Depothttp://www.webdesignerdepot.com/2016/12/the-ultimate-guide-to-cms-part-2/

CMSについて網羅的にまとめた記事のパート2です。CMSを選ぶために考えるべき要素と、大量のCMSを解説付きで紹介したリストを掲載しています。

Mediumのようなブログサービス、Squarespaceのような簡単サイト制作サービスなども取り上げています。

パート1では、CMSの種類についていくつかの切り口から解説していました。

• The ultimate guide to CMS, part 1 | Webdesigner Depot

2. Death by Hamburgerhttps://uxdesign.cc/death-by-hamburger-2d1db115352a

ハンバーガーメニューはなぜダメなのかについてまとめた記事です。とはいえ、完全に否定しているわけではなく、良い点、悪い点を具体的な例も挙げて解説しています。

みんなが使っているからという理由でハンバーガーメニューを採用するのではなく、慎重に考えて検討すべきだと訴えています。

3. How to Add Icon Fonts to Any Element With CSS - Web Designer Wall - Design Trends and Tutorialshttp://webdesignerwall.com/tutorials/how-to-add-icon-fonts-to-any-element-with-css

アイコンフォントをCSSで指定する方法についてまとめた記事です。

CSSのbefore疑似要素を使って、リストの頭にアイコンを追加する方法が丁寧に説明してあります。

4. Best Free jQuery Plugins of 2016 - Designmodohttps://designmodo.com/free-jquery-plugins-2016/

少なくとも過去1年間に更新されている、無料の素晴らしいjQueryプラグインをまとめています。

グリッドレイアウト、アニメーション、スクロールのエフェクトなど、見た目に関わるもの中心にセレクトしていました。

5. 20 Awesome Animated Loaders and Spinners - Hongkiathttp://www.hongkiat.com/blog/free-animated-loaders/

ローディングアニメーション（ローダー／スピナー）を20個紹介しています。

ビットマップ画像やJavaScriptを極力使わずに、CSSで図形や動きを表現しているものが主流で、面白いアイデアのものが揃っています。

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を3つ紹介します。

• 「メール」アプリの新機能 読まなくなったメルマガを2タップで登録解除する方法：iPhone Tips - Engadget 日本版
  最後に「編集部から蛇足」として書いてある解説でなるほどと思いました
• IEが大きく減少 - 11月ブラウザシェア | マイナビニュース
  デスクトップブラウザシェアでChromeのシェアは55%を突破。モバイル/タブレットブラウザシェアでも55%を超えていました
• Google、「⁠Pokemon GO」のように歩かないと遊べないAndroidゲーム「Present Quest」公開 - ITmedia Mobile
  「⁠サンタを追いかけよう」企画に関連したAndroid版だけのアプリです

先週の気になるWebサービス

Logojoy | Make a Logo Design Onlinhttp://logojoy.com/

Logojoyはロゴを作れるWebサービスです。質問に答えていくだけで、簡単にロゴを作成できます。ロゴを作るプロセスもそうですが、完成したロゴが名刺や看板などに使われた場合のイメージ写真の表示なども含め、見せ方がうまく洗練された印象のサービスです。

好きなロゴ、好きな色、好きなシンボルマークを選択肢からいくつか選び、ロゴにしたい社名やブランド名などを入力するだけで、自動で複数のロゴが生成されます。気に入ったものが出てくるまで、どんどん生成させていくことができるようです。

あとからフォントや色などを変更したり微調整することも可能です。完成したロゴを使用するには購入する必要があり、ベクター画像も入手できるPremiumプランが本来130ドルのところ現在65ドルとなっています。165ドルのEnterpriseプランでは、デザイナーと1時間打合せながらデザインできるそうです。