週刊Webテク通信

2018年2月第1週号1位は、ウェブページを評価する5つの指標とそれを元にしたデザイン改善案、気になるネタは、GoogleはAIカメラに「心に残る瞬間」教え込めたのか

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2018年1月22日~2018年1月28日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. 5 Website Metrics You Can't Ignore (and How to Design for Them) | Webdesigner Depothttps://www.webdesignerdepot.com/2018/01/5-website-metrics-you-cant-ignore-and-how-to-design-for-them/

ウェブページを評価する5つの指標と、それぞれの指標を元にデザインをどう改善すべきかを解説しています。

  1. トラフィックソース(訪問者がどこから来たか)
  2. キーワード
  3. 訪問ユーザー(リピーターかどうか)
  4. 上位10ページ
  5. 離脱ページ
図1 ウェブページを評価する上での5つの指標とデザイン改善案
図1 ウェブページを評価する上での5つの指標とデザイン改善案

2. 10 Smallest & Fastest Frontend Web Dev Frameworks - Designmodohttps://designmodo.com/frontend-web-dev-frameworks/

軽量で読み込みが速いフロントエンドフレームワークを10個紹介しています。

Bootstrapのような高機能のフレームワークもいいですが、その分容量も大きくなっているので、ページのサイズを軽くできるこれらのフレームワークの利用も考えてみてはいかがでしょう。

図2 軽量なフロントエンドフレームワークいろいろ
図2 軽量なフロントエンドフレームワークいろいろ

3. Top 7 eCommerce Web Design Trends to Watch for in 2018https://webdesignledger.com/top-7-ecommerce-web-design-trends-watch-2018/#e8e9c102fc

Eコマースのウェブデザインのトレンドをまとめた記事です。

  1. 声で操作するユーザーインターフェイス
  2. モバイルフレンドリーなデザイン/専用モバイルアプリ
  3. より多くの動画コンテンツ
  4. スピードとセキュリティ
  5. 固定ナビゲーションバー
  6. マイクロインタラクション
  7. パーソナライズとブランディング
図3 Eコマースのウェブデザインのトレンド
図3 Eコマースのウェブデザインのトレンド

4. 10 Bootstrap 4 Code Snippetshttps://speckyboy.com/bootstrap-4-code-snippets/

Bootstrap 4をベースとしたコーディング例を、コード共有サイトのCodePenから紹介しています。

カードやflexboxなど、Bootstrap 4の新機能を紹介するためのコーディング例もあり、参考になります。

図4 Bootstrap 4をベースとしたコーディング例いろいろ
図4 Bootstrap 4をベースとしたコーディング例いろいろ

5. Css text effectshttp://ecard.enter-media.org/css-text-effects/

CSSによるテキスト効果をまとめています。CSSコードをコピーして使えますし、用意されたCSSファイルを読み込みクラスを指定するだけでも利用できます。

立体的、縁取り、エンボスなどいろいろな効果が用意されています。

図5 CSSによるテキスト効果まとめ
図5 CSSによるテキスト効果まとめ

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

COLORWISE | Find the best colors through the most voted products on Product Hunthttps://colorwise.io/

COLORWISEは人気のウェブサイトのカラースキームを集めたサービスです。5色のカラースキームが大量にリスト化されています。

最新のモバイルアプリ、ウェブサイト、ハードウェア、テクノロジーなどを紹介するProduct Huntで評価の高いプロダクトのサイトのカラースキームを紹介しています。人気のカラースキームというわけではなく、人気のプロダクトのカラースキームを参考にしようということですね。

色だけでなく、見出しや本文のフォントとサイズなども確認できて、簡単なデザインガイドラインのようになっています。参照元サイトのCSSから機械的に色を拾ってきているんだと思いますが、元サイトの印象とカラースキームとの印象が違っているケースが多いように感じました。

図6 人気のウェブサイトのカラースキームを集めたサービス
図6 人気のウェブサイトのカラースキームを集めたサービス

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