週刊Webテク通信

2018年7月第1週号 1位は,UX制作でやりがちな小さなデザインの失敗いろいろ,気になるネタは,世界を57兆個の小さな区画に分割してそれぞれにユニークな名前をつけたwhat3wordsに投資が殺到

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ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から,Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は,2018年6月25日~7月1日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. 10 Small Design Mistakes We Still Make – UX Planethttps://uxplanet.org/10-small-design-mistakes-we-still-make-1cd5f60bc708

UX制作のときにやってしまいがちな,小さなデザインの失敗をまとめた記事です。とにかくユーザーに考えさせないことが重要だということですね。

  1. ユーザーは目を通しているだけで読んでいない
  2. 効果的な見た目の優先順位を付ける
  3. 「車輪の再発明」をしない
  4. 取扱説明書は不要であるべき
  5. ユーザーはそれほど仕組みを気にしていない
  6. ユーザーはちょっとした手がかりを探してくれるほど暇じゃない
  7. フォーカスグループはユーザビリティテストではない
  8. 作り手が個人的な感情を優先してしまう
  9. 想定した「問い」自体が間違っている
  10. ユーザーは考えることに時間を使いたくないことを作り手は忘れがち

図1 UX制作でやりがちな小さなデザインの失敗いろいろ

図1 UX制作でやりがちな小さなデザインの失敗いろいろ

2. 7 Tips for Designing a Large Footer | Design Shackhttps://designshack.net/articles/layouts/footer-design-tips/

大きなフッタをデザインする上でのヒントを紹介しています。

  1. 目的を持たせる
  2. レスポンシブデザインにする
  3. ユーザーの期待する情報を含める
  4. リンクを整理する
  5. サイトのもつ世界観を維持する
  6. 十分にスペースを空ける
  7. 他の要素と明確に区切る

大きなフッタは有効ではあるけれど,スクロールするほど長いフッタは迷惑に感じるとも書いていました。

図2 大きなフッタをデザインする上での7つのヒント

図2 大きなフッタをデザインする上での7つのヒント

3. Designing for accessibility is not that hard – UX Collectivehttps://uxdesign.cc/designing-for-accessibility-is-not-that-hard-c04cc4779d94

アクセシビリティを考慮したデザインのヒントをまとめた記事です。

手描きのラフな感じのGIFアニメイラストでの解説がわかりやすくていい感じだと思います。

図3 アクセシビリティを考慮してデザインするためのヒント

図3 アクセシビリティを考慮してデザインするためのヒント

4. Essential Design Trends, July 2018 | Webdesigner Depothttps://www.webdesignerdepot.com/2018/06/essential-design-trends-july-2018/

2018年のデザイントレンドを3つまとめています。

  1. レイヤー効果とインタラクティブ性を持ったレイヤー
  2. 3カラムのテキスト
  3. ワールドカップ関連サイトで共通したデザインの特徴
    1. 図4 2018年のデザイントレンド3つ

      図4 2018年のデザイントレンド3つ

      5. shotsnapp - Beautiful mockup presentationhttps://shotsnapp.com/

      スマホやブラウザの枠に,手持ちの画像を合成したモックアップ画像を作れるサービスです。

      今のところベースとなるデバイス画像は少なめですが,今後増えていくようです。

      図5 モックアップ画像を作れるサービス

      図5 モックアップ画像を作れるサービス

      そのほか,最近の記事の中から,気になるニュース記事を紹介します。

      先週の気になるWebサービス

      Cryptee | Private, Secure, Encrypted Documents & Photoshttps://crypt.ee/

      暗号化された安全なクラウドストレージサービスです。画像やPDF,ドキュメントなどを,安心してクラウドに置くことができます。

      ファイルだけでなく,EvernoteやDropbox Paperのように,このサービス上で文書を作ることも可能です。文字のスタイリング,画像挿入など一通りのことはでき,操作感も良いです。

      ドキュメントのエディターも画像のビューワーもかなり良くできているので,共有機能もあったらいいのにと思ってしまいます。しかし,そもそもプライバシー保護を重視したサービスなので,シェア機能はないとヘルプに明記されていました。

      図6 暗号化された安全なクラウドストレージサービス

      図6 暗号化された安全なクラウドストレージサービス

      今週の気になるWebネタ

      世界を57兆個の小さな区画に分割してそれぞれにユニークな名前をつけたwhat3wordsに投資が殺到 | TechCrunch Japanhttps://jp.techcrunch.com/2018/06/29/2018-06-28-what3words-saic-alpine-f1/

      世界全体を一辺が3メートルの正方形に分割して,そのひとつひとつに3つの言葉を割り当てた「what3words」に自動車業界から投資が集まっているとのこと。細かく場所を設定できると配達や待ち合わせに便利だとは思いますが,⁠3つの言葉」というのもポイントです。

      場所には「prices.slippery.traps」のような3つの言葉が自動で割り当てられており,自動車のナビシステムに音声で命令するときに,住所を言うより簡単でミスも少なく便利ということですね。

      what3wordsのサイトやモバイルアプリで,この仕組みを使うことができます。日本語を含む20以上の言語に対応しており「prices.slippery.traps」の場所は日本語では「せなか・じゅく・つやつや」でした。

著者プロフィール

芦之由(あしのよし)

Webデザインやサイト制作に役立つブログ記事やニュースをほぼデイリーでお届けするメルマガ「デイリーWebテク」発行人。フリーのWebデザイナー兼イラストレーター&ライター。シャープMZ-80Bからのパソコンユーザーで,Macintosh IIciからのMacユーザー。嫌いな言葉は「IEで見ると表示が崩れてるよ」。

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