効果測定 虎の巻

第4回 流入元の測定(後編)

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第3回では流入元の種類について説明しました。

今回は流入元の測定項目について解説します。

流入元の評価項目

流入元の評価項目は流入回数とその後の訪問者のアクションを元に決定します。 主な評価項目を説明します。

 測定項目

図 測定項目

1.インプレッション数(IMP)

広告の表示回数のことです。主に広告効果測定で使用する指標・用語です。

広告配信サービス側では認識できますが,一般的にウエブ測定ツール側では数字は取得できません。

広告配信システムや,広告代理店から入手しておきます。

2.クリック数,流入回数,訪問回数

流入元からの流入回数です。広告の場合はクリック数と呼ぶことが多く,他の流入元の場合は流入回数と呼びます。訪問回数(セッション)で計測している場合は訪問回数と呼ぶ場合もあります。

3.直帰率

流入後,サイト内の他のページを閲覧せずにすぐに離脱した割合です。

現在のウエブマーケティングでは直帰率をいかに低くすることが重要課題となってきています。

4.流入後の平均PV数

流入後,サイト内を閲覧したページ数の平均です。ページ数が多いほど,サイト訪問者の関心事・意図と合致していると推測できます。

5.離脱数(率)

流入後,コンバージョン(成果)ページに到達せずにサイトを離脱した訪問者の数です。

6.クリック率(CTR)

クリック数をインプレッション数で割って求めます。主に広告効果測定で使用する指標です。

7.コンバージョン数・

流入した後で成果ページに到達した数,割合です。

8.顧客獲得単価(CPA)

コンバージョン獲得のためにかかった費用のことです。広告費用合計からをコンバージョンで割って獲得単価を算出します。

9.メール開封の測定

HTMLメールの場合はタグ(または測定専用の透明GIF)を設定しておくことでカウントできます。

メール送受信を管理しているサービスを利用されている場合,メールレスポンスを管理しているシステム側に計測タグを設定できれば,精度が高まります。

著者プロフィール

山田賢治(やまだけんじ)

(株)アクティブコア 代表取締役社長。パッケージベンダーにてRDBMSのカーネルの開発,海外勤務を経て,データウエアハウス専用DBMS事業の立ち上げ,分析アプリケーションの設計・開発に携わる。

その後,インターネット系ベンチャーの技術部長を経て2005年に(株)アクティブコアを設立し,代表取締役社長に就任。現在は同社の経営全般および製品の設計・開発に奮闘中。

URL:http://www.activecore.jp/

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