効果測定 虎の巻

第8回 SEO/SEMの効果測定(後編)

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キーワードとコンバージョン

キーワード別のコンバージョンレポートを用意しましょう。

利用しているツールにキーワード流入した後の再訪問や間接コンバージョンをレポートする機能があれば,その数値を評価の参考にしましょう。

 キーワード別のコンバージョンレポート

図 キーワード別のコンバージョンレポート

ページ毎の流入キーワード

SEO対策を施した前後でページ毎の流入キーワードを調べておきましょう。

また,ページ毎の流入キーワードは広告出稿の際のキーワードを検討するデータとなります。

以下の図のようにページ毎の流入キーワードをまとめておくとよいでしょう。

 ページ毎の流入キーワード

図 ページ毎の流入キーワード

検索エンジンの順位と他社との比較

自社の重点キーワードが検索エンジンで何位に表示されているか? また競合他社の順位はどうかはSEO対策において重要なポイントです。

ほとんどのユーザが検索エンジンのランキングの上位しか見ないことから,現在のSEO対策は流入効果のあるキーワードの順位をアップさせることといっても過言ではありません。

自分で検索してみるものいいですが,ランキングをレポートしてくれるツール(サービス)もありますので利用するのもいいでしょう。

 オーバーチュア社の検索連動型広告

図 オーバーチュア社の検索連動型広告

SEO効果の評価と対策

測定ツールで取得したデータを元に改善・対応策を検討します。

SEO対策とともに検索連動型広告の対策もあわせて検討しましょう。

  • 1)自社にとって重要な検索エンジン・キーワードを流入数・コンバージョンで把握
  • 2)流入数が少ないが,コンバージョンが見込めるキーワードはSEO対策・検索連動型広告の出稿を検討
  • 3)ページ毎の流入キーワードでSEO対策の効果を確認する

第7~8回ではSEO/SEMの効果測定について下記の項目を説明しました。

事前に準備・確認する項目
  • 1)自然検索(オーガニック検索)と検索連動型広告を区別する
  • 2)検索連動型広告からの流入時にユーザが入力していたキーワードを取得する
  • 3)SEO対策を施したページの流入キーワードを取得する
  • 4)検索連動型広告の出稿情報を測定ツールに定義する
  • 5)コンバージョン測定の設定を確認する
  • 6)測定ツールで取得できる情報を確認しておく
SEMの測定
  • 1)流入・コンバージョン数(率)を測定する
  • 2)ランディングページの適合性を測定する
  • 3)再訪問・間接効果を測定する
  • 4)品質インデックスを理解する
  • 5)SEM効果を視覚化する
SEOの測定
  • 1)どの検索エンジン・キーワードが多いかを把握する
  • 2)流入・コンバージョン数(率)を測定する
  • 3)ページ毎の流入キーワードを測定する
  • 4)検索エンジンの順位と他社との比較を行う

第9回は「サイト内の測定」について説明します。

著者プロフィール

山田賢治(やまだけんじ)

(株)アクティブコア 代表取締役社長。パッケージベンダーにてRDBMSのカーネルの開発,海外勤務を経て,データウエアハウス専用DBMS事業の立ち上げ,分析アプリケーションの設計・開発に携わる。

その後,インターネット系ベンチャーの技術部長を経て2005年に(株)アクティブコアを設立し,代表取締役社長に就任。現在は同社の経営全般および製品の設計・開発に奮闘中。

URL:http://www.activecore.jp/

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