第7~8回ではSEO/SEMの効果測定について説明しました。今回は「サイト内の測定」について説明しましょう。
ウエブサイトの重要なポイントは集客を増やして成果(コンバージョン)につなげることです。
第1~4回までは集客効果を測定するために必要な項目について説明してきました。せっかく,集客したのにサイト内のナビゲーションの問題で迷ったり,目的のコンテンツに達しないと訪問者は別のサイトへ離脱してしまいます。
訪問者がサイト内に入ってからどう行動しているのか,サイト上のクリエィティブの改善点を見つけ出すのが,サイト内の測定の目的です。今回は集客した後のサイト内の分析にフォーカスを当ててみます。
サイトの傾向の把握
まずサイト全体の傾向を数値で把握しましょう。項目としては以下が挙げられます。
- PV数
- ユニークユーザ数
- 新規(再訪問)ユーザ数
- 訪問回数(セッション数)
- 訪問あたりのPV数
- 滞在時間
これらの数値を日別・月別でデータを収集するようにしておきましょう。
ページ分析
サイトの分析の基本はページ分析が中心となります。ほとんどのツールがページ別のランキング・日別・時間別・曜日別・月別および任意の期間内の集計機能を備えています。
ページ分析の測定はPV(ページビュー)が中心となります。 PVの他にリピータ数や平均閲覧時間,訪問回数,ユニークユーザ数,新規・再訪問数等のデータを表示できるツールもあります。
まず人気ページとシェアを確認
まず,自社サイトの上位人気ページとPV全体におけるシェアを確認しておきましょう。サイトの特性にも依存しますが,TOP10~20位のPVランキングで自社の人気ページを押さえておきましょう。
増減を比較する
ページ分析ではまず,自社の月間,週のPV数を把握することです。月間30万PVあったとしても,比較対象がないと,それが増加しているのか,減少しているのか分かりません。必ず,前月や前週と対比を行う習慣をつけましょう。
また,重要ページのPV数を絞り込んで推移を出せるようにしておきましょう。
重要なページの例
- TOPページ
- カテゴリTOP
- 申し込みフォーム
- コンバージョンページ
増減があった場合はその理由を流入元の変化や,訪問者数の増減などを調査しましょう。
- 日本語表示でわかりやすく
ツールの中にはパス名だけではなく,日本語名称の登録機能やページタイトルを自動的に取得して表示できるものもあります。できれば日本語表示でレポートできるようにしておくとよいでしょう。
ページタイトルで表示する場合は自社内のコンテンツのページタイトルがコンテンツの内容を表しているかどうかも確認しておきましょう。
ページタイトルはコンテンツの内容を表すようになっているサイトが増えていますが,全ページ同じページタイトル(会社名の場合が多い)のウエブサイトもまだ多いようです。 SEO対策の面からも,ページコンテンツに即したページタイトルにしておくとよいでしょう。
- 動的サイトのページの識別
動的サイトの場合,URLパラメータを含めてユニークに識別する必要になる場合があります。

