サルでき流 WordPressではじめる企業サイトの作り方

第42回 中小企業経営者さんのための企業サイト作り 実践編その②「イマドキのエディタを使いこなす:Visual Composer」

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イマドキの企業サイト作りの進捗状況

さてさて。

全国400万人の中小企業経営者のみなさま,こんにちは。

今回も楽しい楽しい「イマドキの企業サイト作り」を行っていくのですが,その前に,現在の進捗状況を確認しておきましょう。⁠一日のはじまりは進捗確認から」⁠プロジェクトワークの基本ですね。

では行きますよ。前回からはじまった「イマドキの企業サイト作り(要は実践編)⁠みなさん現在こんな感じのトコロを進んでいます。

  • ワタシに洗脳されて,イマドキの企業サイトを作ろうかしらと思う
  • ワタシにそそのかされて,テーマの購入,ダウンロード,導入を行う

まさに一歩踏み出した,というところですねっ!

……何かしらワタシが騙しているような雰囲気になっていますが……いえっ!それでいいのですっ!

一般的に中小企業の経営者さんと言うと,良く言えば「スルドイ金銭感覚を持っている」と言われ,悪く言えば「ケチ」と言われることが多々あります。

……あ,いや,あくまで「一般的に」の話ですよ。嫌だなぁはははは。

もちろん。ワタシも小さな会社の経営者の端くれとして,その気持ちは非常によくわかります。小さい会社を経営なんてものをしていけば,誰しも一度はシャレにならないような財政的ドン底を経験することがありますので,否が応でもお金にはうるさくなるのです。

そんな「ちょっぴり金銭感覚がスルドイ」⁠中小企業の経営者さんからするとですね。

自社のWebサイトというものは,たとえ10年間作り直しをしていなかったとしても,⁠確かに(ちょっとだけ)今風じゃないかもしれないけど……別にお客さまからクレームが来ているわけじゃないんだから,今のままでもいいじゃないか」⁠と思いがちです。

そうなんですよ。別に表示ができないわけではないですもんね。そうそう,お気持ち重々わかります。

ですけどね~,⁠中小企業サイトよろず相談屋」を長年やっているワタシからすると,それでも「HTMLベースの手作りWebサイト」から,⁠WordPress等のCMS」にWebサイトのベースを切り替えることは,後々大きなメリットにつながりますので,そこだけでもなんとか一歩を踏み出して欲しいのです。

まさに,⁠騙されたと思って」はじめてみましょうよ。ね。

……と,いうのが,現在の進捗(?)でした。

さて,実際のWordPressのほうは,既に「イマドキのテーマ」である「The7」というテーマが導入済みです。せっかくですから,画面の様子も見ておきましょう。

サイドバーに見慣れないメニューがどっさり。画面の上部に何かしらのメッセージがチラホラ

サイドバーに見慣れないメニューがどっさり。画面の上部に何かしらのメッセージがチラホラ

あらステキ~!ワクワクしてきますね。

何やら画面の上のほうに,メッセージらしきものが出ています。ワタシの性格上,画面の上に見慣れない項目があるのは,あんまり好きじゃないのですが……今回は少しだけ放置しておきます。

後でちゃんと回収しますのでご安心ください。それよりも楽しそうなものがたくさんありますからね。先にそっちから触れていくことにします。

エディタは進化している

ではでは,本題に入りましょう。

今回は,⁠投稿記事」「固定ページ」を書くためのツールである,エディタについて見ていきます。

……エディタ?

標準のエディタについては,第15回のときに出てきました(さすがに基本中の基本の機能ですので「まだ触ってもいない」という人も少ないとは思いますが,自信が無いアナタは第15回を先にどうぞ)⁠

⁠文章を書いて,装飾をするもの」⁠

ザックリ言ってしまうと,それがエディタでしたね。

エディタはWordPressの標準機能です。基本中の基本の機能とも言えるものですので,⁠イマドキのテーマを導入したところで,別に何も変わらないんじゃないの?」……なんて思ったアナタ。

スバラシイ,かなりWordPressに詳しくなってきましたね。先生ご満悦ですよ。

そうなんです。エディタは標準機能ですから,WordPressのバージョンでも上がらない限り,エディタが変わるなんてことはない。という考え方で,基本的にはOKです。

ですが,実はここにひとつの「プラグイン」がありましてね。

このプラグイン

このプラグイン

名前を「Visual Composer」と言います。

⁠WordPressの標準機能に無い機能を付加する」のがプラグインの役割でした。一応聞いてみますが,バッチリです……よね?(……サッパリデス,というアナタは第20回をチェック!)⁠

⁠Visual Composer」というプラグインは,⁠エディタ」の機能を強化するものでして。

Q:「どのくらい強化するの?」⁠

A:「そりゃもうハンパなく強化されます。まったくの別物レヴェル」⁠

だってそもそも有料なんですもの。このプラグイン。28ドルします。

プラグインってすっかり「無料」なイメージでしたよねえ……,28ドルもかけて導入するとなると,その性能は推して知るべしです。

……おや?ということは,また買うの?

と,思わず眉間にシワを作ってしまった「ちょっぴり金銭感覚がスルドイ」⁠中小企業の経営者さん。どうぞご安心を。

本来はもちろん28ドル払って追加で導入するものなのですが,最近の有料テーマは,⁠必要なプラグインはあらかじめバンドル(抱き合わせ)されている」ものが結構ありましてね。

今回導入したイマドキのテーマ「The7」には,あらかじめ「Visual Composer」が入っています

よく見ると,テーマの紹介画面にちゃんと書いてありました。セットでおトク!だったのです

よく見ると,テーマの紹介画面にちゃんと書いてありました。セットでおトク!だったのです

あらためて他のテーマも見てみると,最近の人気があるテーマには,結構な割合で「Visual Composer」が入っていたりします。このプラグインが,既に「もうひとつの標準機能」になっているのがわかりますね。

ですが,⁠エディタを強化する」というイメージがイマイチピンとこないかもしれません。⁠文章書いて装飾することを強化する」ってことは……「より装飾が華美になる」のかしら?

ほっほっほ。気になりますね。では,見てみましょうか。エディタを超えたエディタ。⁠Visual Composer」のパワーってヤツを。

著者プロフィール

カワサキタカシ(かわさきたかし)

元アイ・ビー・エムERPコンサルタント,元アップル教育ソリューション開発者兼営業,他にも様々な経験を経て,人材育成会社『株式会社マイウェイ』を夫婦で起業。現在,同社の取締役兼なんでも担当。

「Webサイト」から「iPhoneアプリ」,「ビジネスサービス」から「会社」まで,『作ること』が好き。そして作る楽しさを誰かに『教えること』も好き。楽しく作る技術を学ぶコミュニティ,『サルでき.jp』をぐーたら管理中。

著書に『iPhoneアプリ開発塾』(技術評論社),『サルにもできるiPhone同人誌の創り方』(飛鳥新社)がある。

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