2010年版SEO体得講座

第3回 SEOツールを使いこなそう!(2)SEO内部対策ツール「talabagani.jp」

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今回は,SEO内部対策ツール「talabagani.jp」をご紹介します。

SEO内部対策について考える

前回は順位チェックツールをご紹介しました。今回はSEOの内部対策のためのツールをご紹介しましょう。内部対策の基本は,対象キーワードの配置と量ですが,量の方はキーワードが何個入っているかとか,全体の何%なのかといったことが話題になります。数を数えるのはなんとかなるにしても,キーワードの比率を手計算するのは至難の業です。また競合サイトの内部対策状況を調べようとすると,何サイトも同じ作業をしなければなりません。

talabagani.jpとは?

そこで,検索結果の上位10サイトのSEO内部対策状況を一覧できる無料ツールを作りました。それがtalabagani.jpです。キーワードボックスにSEO対象のキーワードを入れて[Check]]ボタンをクリックすると調査結果が表示されます図1)。

図1 talabagani.jpの調査結果

図1 talabagani.jpの調査結果

この図は,キーワード「ニセコ 温泉」の調査結果です。画面にはグラフと表が表示されています。まずグラフですが,赤色の棒グラフは上位10サイトそれぞれにおける対象キーワードの出現数を表しています。「ニセコ 温泉」のように複合語の場合は,「ニセコ」「温泉」それぞれの数を数えて一番少ない数を出現数としています。2位と3位のサイトの出現数が多いですよね。

青色の折れ線グラフはページ内のキーワード比率を表しています。これは先のキーワード出現数をページ内の総キーワード数で割った値です。図で見ると1位のサイトが高く10%を超えています。

SEOの世界で,キーワード比率は5%前後が良いという噂がありますが,本当のところはよくわかりません。こうして調べていると上位に20%を超えるものも出てきたりします。

グラフの下には表があります。基本情報として,上位10サイトのタイトル,URL,meta description,meta keywords,そしてh1タグのそれぞれの内容が表示されています。対象キーワードは赤文字でハイライトされており,各サイトがどの位置にキーワードを配置しているかがぱっとわかるようになっています。こうして見ると,さすがに上位サイトはSEO内部対策の基本的なところを押さえていることがわかりますね。たとえばタイトルの先頭にキーワード「ニセコ」が入っています。<h1>のないサイトがけっこうあるところが多少気になりますが。

さらに詳しく解析

表の上部に解析情報というタブがあるの開くと図2の画面が開きます。これはより詳細な情報で,キーワード数や比率に加えて,ページから外部に出ているリンクの数や,出現キーワードの上位3つを一覧できるようになっています。これを見ると多くのサイトは「ニセコ」「温泉」のキーワードがベスト3に入っていますがそうでないサイトもあります。狙っているキーワードが違うかもしれませんが,「ニセコ 温泉」を狙うのであれば,改善の余地があるかもしれません。

図2 解析情報結果

図2 解析情報結果

talabagani.jpは,これらの情報をじっくりと観察し,自分のサイトとの違いや足りないものに気付き,それを内部対策として施工してみる,という使い方が一般的でしょう。調査結果はCSV形式でダウンロードできますので,加工してレポートなどに活用できます。

また表の下には,入力したキーワードの関連語や連想語が並んでおり,クリックするとそのキーワードでのtalabagani.jpの調査結果が表示されます。キーワード選びの参考にしてください。

このtalabagani.jpにはさらに高機能のPro版があります。標準版との違いは次の2点です。

  • 自分のサイト(マイサイト)も調査され,上位10サイトと比較ができる。
  • 各サイトの出現数トップ10のキーワードが表示され,グラフで比較できる。

Talabagani.jp Pro版はユーザー登録が必要になりますが無料で利用できます。画面上部に「talabagani.jp Pro」というタブがありますので,こちらでユーザー登録後,ログインしてください。競合サイトとマイサイトの情報を一目で比較できるので,競合との違いをよく観察しSEO内部対策の方針を立てるのに役立ててください。

著者プロフィール

藤沢竜志(ふじさわたつし)

株式会社ディーボ 代表取締役社長

1964年大阪府出身。大阪大学基礎工学部情報工学科中退。大学在学中からソフトウェアベンチャーで仕事をはじめ、パッケージソフト製品の開発、マーケティングに従事。東京の食品流通業経営企画室で戦略情報システムを構築、米大手ソフトハウスのデータベース製品マーケティングマネージャー、ITソリューション営業を経て札幌へ移住。

1999年株式会社ソフトフロント開発担当取締役としてネットビジネスの共同開発を多数手がける。2001年営業担当取締役としてVolP、SIP技術ソリューション営業を担当、ヘラクレス市場への上場を経験。

2003年株式会社データクラフトの写真販売サイト(現イメージナビ)の事業責任者として画像検索エンジンの設計を行い、この頃からSEO対策に取り組み始める。

2005年株式会社ディーボ設立。SEO対策を技術面、運用面から研究。SEO対策は自社で行うべきという持論を持ち、現在はSEO対策のためのツールやサービスを開発し提供している。

著書に『即実践! SEO対策』がある。

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