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第57回 Messages for Japan,Memolane,たすけあおうNippon 東日本大震災 ほしい物リスト

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ゴールデンウィークも終了し,さわやかな風とともにやる気がみなぎってくるような今日このごろ,皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も個人的に感じた,素晴らしいサイトの特徴をいくつかお話したいと思います。

世界からのメッセージを,日本語で

Messages for Japan - Home

東日本大震災の被災地に向けた応援メッセージを世界中から募集するという,Google Japanによるプロジェクト『Messages for Japan』です。

図1 被災地への応援メッセージを募集している『Messages for Japan』

図1 被災地への応援メッセージを募集している『Messages for Japan』

『Messages for Japan』では,世界中からさまざまな言語で書かれた応援メッセージを受け付けており,メッセージが投稿されると,Google 翻訳によって自動的に日本語に翻訳されます。

図2 投稿されたメッセージは,世界地図上でも確認できる

図2 投稿されたメッセージは,世界地図上でも確認できる

翻訳されたメッセージは,ウェブサイト上でまとめて確認できるほか,世界地図上に投稿されたメッセージが表示されます。Google Japan Blogによれば,⁠今後,オンライン以外の方法で,日本の皆さんにお届けすることも検討しています」とのことです。

「日本語に翻訳する」という意味

震災後,世界中の人々からの暖かいメッセージが日本の被災者へと発信されています。とはいえ,多くの日本人には,日本語以外の言語で書かれたメッセージの中身を理解することはなかなか難しいことです。

図3 おかしな文章もあるが,翻訳されたメッセージから意味を感じ取ることができる

図3 おかしな文章もあるが,翻訳されたメッセージから意味を感じ取ることができる

『Messages for Japan』では,自動翻訳によって,さまざまな言語で書かれたメッセージが日本語になります。もちろん,自動翻訳ですから,流ちょうな日本語ではありません。一読しただけでは,正直よくわからない文章も多数存在しています。

それでも日本語の文章になれば,投稿されたメッセージの行間から,メッセージに込められた感情や意味を感じ取れます。文法の崩れた,たどたどしい文章であろうとも,相手の理解できる言語で伝えることで,お互いに深く感情を共有できるコミュニケーションが始まるということを改めて思い知らされた事例でもありました。

著者プロフィール

Lançamento(ランサメント)

国内外のウェブサイトを日々紹介する Blog『Lançamento』を運営する,自称“フリーランスという名の無職”。目指すは“エクスペリエンスデザイナー”(O'REILLY『Web情報アーキテクチャ』11ページ参照)。2008年の“ジェフの奇跡的な残留”を目の前で見たサッカー好き。

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