いま,見ておきたいウェブサイト

第64回 Great Scene Sharing,水野美紀 Miki Mizuno Official Website,Adobe Muse

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

近所の夏祭りがすべて終了し,夏の終わりを感じつつも,今年も厳しい残暑なのではと疑心暗鬼の今日このごろ,皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も個人的に感じた,素晴らしいサイトの特徴をいくつかお話したいと思います。

みんなの"感情と思い"を共有する

「ICO」「ワンダと巨像」Great Scene Sharing

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンによる,PlayStation3専用ソフトウェア『ICO』⁠ワンダと巨像』の発売を記念したキャンペーンサイト,⁠Great Scene Sharing』です。

図1 ゲームソフトの名シーンを共有する『Great Scene Sharing』

図1 ゲームソフトの名シーンを共有する『Great Scene Sharing』

credit:THE STRIPPERS Co.

『Great Scene Sharing』では,⁠ICO』⁠ワンダと巨像』の2作品から選び出された名シーンが表示されます。ユーザーがシーンを選択すると,映像が再生された後に,事前に選択したソーシャルメディア(Twitter,Facebook,mixi)への投稿画面が表示されます。

図2 ユーザーが思いを投稿したくなる,数々の名シーンが並ぶ

図2 ユーザーが思いを投稿したくなる,数々の名シーンが並ぶ

ユーザーの投稿によって,ソーシャルメディアで共有されたシーンは,別のユーザーに見られることでポイントが増えます。このポイント数に応じて,プレミアムイベントや,オリジナルグッズの当選確率が高まる仕組みとなっています。

楽しみを生む"感情"や"思い"

ゲームなどを楽しんだ後は,誰もがその内容について,さまざまなことを感じることでしょう。そうした感情や思いを友人や知人などと分かち合うことで,さらに内容への興味を深め,奥行きのある楽しみ方ができたという経験が,誰にでもあると思います。

図3 ソーシャルメディアに感情を投稿することが,楽しみを生み出す

図3 ソーシャルメディアに感情を投稿することが,楽しみを生み出す

『Great Scene Sharing』では,インターネット上でもこうした経験が体験できるよう,名シーンを使って同じ感情を抱くユーザーを集め,さらにシーンへの投稿に対して,広く共感が得られるようにソーシャルメディアを上手に利用しています。

誰もが楽しんでいる本や映画,音楽や漫画などが,個人の持つ"感情"や"思い"と一緒になって,インターネット上でどう表現されていくのか。今後も,コンテンツをより深く楽しませてくれる,新しい仕掛けが生まれることを期待したいと思います。

広がりを見せる「Tumblr」

水野美紀 Miki Mizuno Official Website

2011年7月28日にリニューアルされた,女優の水野美紀さんの公式サイト『水野美紀 Miki Mizuno Official Website』です。

図4 Tumblrが使用されている『水野美紀 Miki Mizuno Official Website』

図4 Tumblrが使用されている『水野美紀 Miki Mizuno Official Website』

credit:株式会社コパイロツト

独自ドメインやテーマの使用,プロフィールなどのページの追加やGoogleドキュメントを使用した問い合わせフォームなど,全面的にカスタマイズされたマイクロブログサービスTumblrが使用されています。

図5 問い合わせフォームには,Googleドキュメントが使用されている

図5 問い合わせフォームには,Googleドキュメントが使用されている

テキスト,画像,音声,動画など,Tumblrの特徴を生かした多彩なコンテンツによって構成されています。また,公式サイトのリニューアルに合わせて,Facebookページも公開されています。

著者プロフィール

Lançamento(ランサメント)

国内外のウェブサイトを日々紹介する Blog『Lançamento』を運営する,自称“フリーランスという名の無職”。目指すは“エクスペリエンスデザイナー”(O'REILLY『Web情報アーキテクチャ』11ページ参照)。2008年の“ジェフの奇跡的な残留”を目の前で見たサッカー好き。

コメント

コメントの記入