いま,見ておきたいウェブサイト

第119回 Microsoft Office Online,Apple - CarPlay,3.11,検索は応援になる。

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鼻水,くしゃみ,目の痒みと,毎年恒例の憂鬱な時期がいよいよ到来し,日々の"手洗い"と"うがい"が本当に欠かせなくなってきた今日このごろ,皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も個人的に感じた,素晴らしいサイトの特徴をいくつかお話したいと思います。

どこからでも「Office」使えます

Microsoft Office Online - Web 上で使える Word,Excel,PowerPoint

Microsoftが発表した,ブラウザから無料で「Office」を利用できるウェブサービス,⁠Microsoft Office Online』です。

図1 無料で「Office」を利用できる『Microsoft Office Online』

図1 無料で「Office」を利用できる『Microsoft Office Online』

ブラウザで『Microsoft Office Online』にアクセスすれば,無料で用意された各アプリケーション(Word,Excel,PowerPoint,Outlookなど)を使って,ドキュメントを作成・編集・共有できるというサービスです。Microsoftアカウントがあれば誰でも利用でき,作成したデータはオンラインストレージサービス「OneDrive」に保存できます。

図2 機能の制限はあるが,用意されたアプリケーションは全て無料

図2 機能の制限はあるが,用意されたアプリケーションは全て無料

急ピッチで進められる,Microsoftのクラウド化

ブラウザから利用できる無料のドキュメント制作環境としては,Googleによる「Google Drive」が有名です。個人で行う作業には必要十分な機能があることや無料で利用できることなどから,⁠Microsoft Office」のような多機能を必要としない層に広く普及しています。

もちろん,まだ多くの企業では,PCと「Microsoft Office」を使っての業務を行っているでしょうが,厳しい経営環境にさらされている昨今では,こうした組み合わせを前提とした業務のやり方を考えなおすところも出てくるでしょう。

図1 ⁠Microsoft Office Online』と同時期に開始された『OneNote.com』

図1 『Microsoft Office Online』と同時期に開始された『OneNote.com』

Microsoftは,この『Microsoft Office Online』の公開とほぼ同時期に,クラウドストレージサービスの「OneDrive」⁠デジタルノートアプリケーションの『OneNote.com』を開始しています。さらに,iOS版の「Microsoft Office」が提供されるといううわさもあり,普及が広がるさまざまなデバイスで,違いを意識せずにデータを使える仕組みを急ピッチで整備している様子がよくわかります。

インターネットに接続していれば,スマートフォンやタブレットといった端末でほとんどの作業が実行できるため,大多数のユーザーにとって,⁠どうしてもPCを使わなければならない」という場面は確実に減ってきます。"PC中心の流れ"がゆっくりと崩れていく中で,Microsoftのこうした急速な変化が各方面にどんな影響を生み出すのか,注目していきたいと思います。

著者プロフィール

Lançamento(ランサメント)

国内外のウェブサイトを日々紹介する Blog『Lançamento』を運営する,自称“フリーランスという名の無職”。目指すは“エクスペリエンスデザイナー”(O'REILLY『Web情報アーキテクチャ』11ページ参照)。2008年の“ジェフの奇跡的な残留”を目の前で見たサッカー好き。

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