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Python 2.6リリース
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2008年10月1日,Python 2.6がリリースされました。このバージョンは次期メジャーバージョンである3.0への移行準備が大きなテーマとなっています。そのため3.0の機能のいくつかが利用できるようになりました。また2.5から600以上ものバグフィックスが行われ,jsonやmultiprocessingなどの新しいモジュールも追加されています。2.6の詳しい変更点を日本語でまとめた記事「Python2.6変更点まとめ」(inforno)もあります。
2.6において特に注目されているのがmultiprocessingです。multiprocessingはリモートマシンとのプロセス間通信を行ったり,マルチコアの性能を効果的に使えるようにしたりできるモジュールです。一般的に,並行処理を行うにはスレッドを用いますが,PythonはGIL(Global Interpreter Lock)という1プロセスごとにロックを持つ機構を採用しているため同時に1つしかスレッドを実行できません。そのため,multiprocessingではスレッドの代わりにプロセスを使います。もちろんプロセス間の同期を行ったりデータ共有ができるようなしくみも用意してあります。
なお,2008年11月21日にはPython 3.0 RC3がリリースされており,本誌発売時には正式リリースされていると思います。

