ColdFusion-開発効率を求められる今だから知りたい高性能Webアプリケーションサーバー

第2回 ColdFusionのローカル開発環境を整える

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次に,インストールの種類を選択する画面が出てきます。ColdFusionのインストール方法にはいくつかの選択肢があります。

図5 ColdFusionのインストール方法の選択

図5:ColdFusionのインストール方法の選択

サーバーの設定
これは通常のアプリケーションのようにColdFusion 8を単体のアプリケーションとしてインストールする選択肢です。ColdFusion 8スタンダード版ではライセンス上このインストール方法しか取ることができません。
マルチサーバー設定
「サーバーの設定」と似ていますが,ColdFusion付属のOEM版JRun 4(Adobeの提供するJava EE(J2EE)準拠のアプリケーションサーバー)上にColdFusion 8をデプロイします。JRun 4では単一のマシン上で複数のJava EEアプリケーションサーバーインスタンスを実行することができる(つまり複数のColdFusion 8を同時に並列で動かすことができる)ので,それらを束ねて(クラスタリングして)⁠仮に1つのJRunインスタンスが何かの原因でハングし応答しなくなっても,他のインスタンスが継続してサービスを提供できるという冗長性を確保することができます。
J2EE設定
Java EE(J2EE)準拠のアプリケーションサーバー(例えばWebSphereやJBossなど)上にColdFusionをインストールするため,EARファイルかWARファイルを作成する選択肢です。WebSphereやJBossなど,ColdFusion付属のJRun 4以外のJava EEアプリケーションサーバー上でColdFusionを実行したい場合はこの選択肢を選びます。

ライセンス上,⁠マルチサーバー設定」「J2EE設定」はColdFusion 8エンタープライズ版を購入する必要があります。

今回はローカルPC上に試用環境を構築するだけなので,もっとも一般的な「サーバーの設定」を選択し,次へをクリックします。

次にインストールコンポーネントを選択します。

図6 インストールするコンポーネントの選択

図6:インストールするコンポーネントの選択

ColdFusion 8 ODBCサービス
ODBCデータソースをColdFusionから使用したい場合にチェックを付けます
ColdFusion 8検索サービス
ColdFusionにはVerityという全文検索エンジンが付属しています。それを使用したい場合チェックを付けます
.NET Integration Services
ColdFusionから.NETアセンブリを呼び出したい場合,このコンポーネントをインストールします。なお,.NETアセンブリは同一マシン上のものでも,別のサーバー上のものでも呼び出すことができます。ただし,別サーバー上の.NETアセンブリを呼び出したい場合は,そのマシンに.NET Integration Servicesを別途インストールする必要があります。
ColdFusion 8マニュアル
ColdFusion 8のマニュアルをインストールするか選択します。
LiveCycle Data Services ES
旧Flex Data Servicesと呼ばれていたFlexとのデータ通信コンポーネントをインストールするか選択します。

今回は全てにチェックを付けて,次へをクリックします。

次にインストール先ディレクトリを選択します。通常C:\ColdFusion8になっています。ドキュメント上などでは,このディレクトリは{cf_root}と呼ばれます。

次に,LiveCycle Data Services ESをインストールする設定にした場合,LiveCycle Data Services ESのライセンスが表示されます。一読し,同意の上,次へをクリックします。

図7 LiveCycle Data Services ESのライセンス条項

図7:LiveCycle Data Services ESのライセンス条項

次に,LiveCycle Data Services ESをインストールする設定にした場合,LiveCycle Data Services ESは有償の製品のため,シリアル番号を入力する画面になります。シリアル番号を入力しなければ120日間のトライアル版としてインストールされ,トライアル期限が切れた後はExpress Editionになります(Express Editionに関する英語のFAQはこちら)⁠今回はシリアル番号を入力せず,トライアル版としてインストールします。

図8 LiveCycle Data Services ESのシリアル番号入力欄

図8:LiveCycle Data Services ESのシリアル番号入力欄

著者プロフィール

酒井克幸(さかいかつゆき)

フリーのテクノロジーコンサルタント。サーバー選定やネットワーク設計などハードウェアレイヤーから,Webアプリケーションの実装(サーバーサイド,クライアントサイド共)などのソフトウェアレイヤーまでの幅広い経験を活かし,クライアント企業のWebアプリケーション構築支援を行っている。殊にAdobe製品(特にMacromedia)製品には精通している。

ブログcyano(シアノ)

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