ソフトウェア開発の必須アイテム,BTSを使ってみよう

第4回 Mantisの導入

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次にデータベースのテーブルを作成し,設定ファイルを用意します。

ブラウザから http://<domain>/mantis/admin/install.php にアクセスしてください。インストールプログラムが作動します。

図2 インストール画面

図2 インストール画面

図2の画面が出ますので,DBの情報を入力して[install/upgrade Database]ボタンを押します。するとデータベースとテーブルが作成され,システムのチェックが行われます。警告が出た箇所は修正してください。

図3 警告が出た場合

図3 警告が出た場合

設定ファイルについては,config_inc.phpを編集しろとメッセージが出ますので,config_defaults_inc.phpをコピーして必要な箇所を編集します。ブラウザ上に編集例が表示されますので,それに従えばよいでしょう。

図4 config_inc.phpの例

図4 config_inc.phpの例

なお,インストールの訳注に

日本語で使用する際には,

$g_default_language = 'japanese_utf8';

をconfig_inc.phpに追加してください。

とありますが,mantis-1.1.1およびmantis-1.1.2のlangファイルにはjapanese_utf8.txtが見当たりませんので

$g_default_language = 'japanese';

としておきましょう。

インストールが完了したら,デフォルトの管理者アカウントadministrator/rootでログインすることができます。

図5 インストール後のログインウィンドウ

図5 インストール後のログインウィンドウ

デフォルトの管理者アカウントをそのままにしておくと危険なので,当初は警告が表示されています。⁠システム管理]⁠⁠アカウント設定]で新しい管理者を作成し,デフォルトの管理者アカウントを削除します。

ここまででインストール作業は完了です。

  • http://<domain>/mantis/manage_proj_create_page.php

にアクセスしてプロジェクトの作成から作業を開始しましょう。

InstantMantis-Jについて

InstantMantisは,MantisをWindows環境で動作させるために必要なApache,MySQL,PHP及びMantisを1つにまとめたもので,Mantisを簡単に試用することができます。InstantMantis-Jはその日本語版です。本格運用目的のものではないとされていますが,導入評価の際には威力を発揮するでしょう。

まとめ

今回はMantisの特徴とインストールについてご案内しました。機能が豊富なうえに日本語の情報が多く,導入しやすいBTSかと思います。ぜひ一度試してみてください。

次回は,玄人好みと噂のTracについてご案内したいと思います。

著者プロフィール

山本健(やまもとたけし)

ウノウ株式会社 QAエンジニア。パーソナルコンピュータ黎明期にPCを使い始めるも,若気の至りか芸術の道へ大きく寄り道し東京芸術大学大学院で油画を専攻。在学中から始めたサイト制作・携帯コンテンツ運営などを経て2003年より株式会社BEATにて受託開発のテスト業務に携わる。2006年4月よりウノウに参戦し,より早くより深いWebアプリケーションの品質管理を目指して奮闘中。画家としても活動しており,見た目からは連想できない繊細な画風で世間の注目を集めている。白日会会員。