サイバーエージェントを支える技術者たち

第34回 サイバーエージェントで働く女性エンジニアの実像を探る!

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インターネット上で提供されるサービスの多様化が進み,女性向けを謳うものも珍しくなくなっています。こうした背景から,女性エンジニアの採用を前向きに取り組む企業が増えてきました。しかし,女性は出産や育児といった個人の事情から離職せざるを得なくなってしまうケースが少なくありません。企業の視点で考えると,成長した女性エンジニアの離職は大きなマイナスとなるでしょう。そこでサイバーエージェントでは,女性エンジニアの積極採用と同時に,女性が働きやすい環境の整備にも力を入れています。

ここでは,実際にサイバーエージェントで働き始めた3名の女性エンジニアに,同社に転職を決めた理由や職場環境についてお話を伺いました。

女性エンジニアとしての道を進むことになったきっかけ

今回お話を伺うことができたのは,いずれもサイバーエージェント ネットビジネス総合事業本部インキュベーション室に所属する山口さんと井上さん,そして永谷さんの3名です。さっそく,これまでのキャリアとサイバーエージェントに転職したきっかけについて伺ってみました。

「最初はB2B系の開発を行っていて,その後ネットサービスを提供している企業でB2C系のサービスの開発や管理といった業務を担当していました。このとき,もう少し自分でサービスを考えるところから仕事をしたいという思いが強くなっていきました。そう考えていたときに,サイバーエージェントがスマートフォン市場でたくさんのサービスを立ち上げるという話を聞いて,自分もそこに参加して力を付けていきたいと思い,転職を決意しました」⁠山口さん)

「私も最初はB2B系の開発業務に携わり,その後フリーランスのエンジニアとして働いていました。このフリーランスのときに,テレビ番組と連動したモバイルコンテンツの配信などを行うコンシューマ向けのサービスの開発に参加する機会があり,そのときに大勢の人に自分の作ったサービスを楽しんでもらえることのうれしさを経験しました。それがきっかけで,コンシューマ向けにサービスを提供している会社でエンジニアとして働きたいと思うようになり,サイバーエージェントに入社しました」⁠井上さん)

永谷さん

永谷さん

「前職はソフトウェアの開発会社で,Androidアプリケーションの開発なども行っていたのですが,その会社が経営不振に陥ってしまったんですね。自分としてはエンジニアのキャリアを継続したい,手を動かしていたいという思いがあり,サイバーエージェントへの転職を決めました」⁠永谷さん)

エンジニアという職種は,女性の比率は高まっているものの,まだまだ男性が多いというイメージを抱えている人が多いでしょう。そうした中で,エンジニアを目指すことにしたきっかけとは何だったのでしょうか。

「大学で金融工学を学んでいて,そこでプログラミングを経験したんです。そのときにモノを作る楽しさを実感しました。あと,エンジニアとして手に職を付けておけば(将来も)大丈夫だろうと考えたことも理由の1つです」⁠山口さん)

「私は『これからはパソコンを使えなきゃ駄目だろう』という安易な考えで,大学で情報科学部を選びました。最初はパソコンの電源ボタンの場所すらわからないような状況だったのですが,大学でCやJavaを学ぶうちにプログラミングを楽しく感じるようになりました。自分の思ったとおりに動くと『これだっ!』みたいな感覚です(笑)⁠そういった経験がベースとなり,自然とエンジニアとして働きたいと思うようになりました」⁠永谷さん)

このように,大学時代にプログラミングの楽しさに触れてエンジニアを目指すことになったという山口さんと永谷さんに対し,井上さんはまったく別のところから興味を持ったと話します。

井上さん

井上さん

「大学時代にパチンコにはまっていて(笑)⁠そのパチンコ台で使われているROMを開発したいという思いから,エンジニアの道を目指すことになりました。結局その夢はかなわなかったのですが,プログラミングを始めてみると,自分が作ったものが実際に形となって動くところにすごく魅力を感じるようになりましたね」⁠井上さん)

井上さんの動機は意外でしたが,プログラミングの楽しさが現在の職業に結び付いているという点では3名とも一致していました。エンジニアに限らず,職業人としてキャリアを積んでいくうえで,仕事を楽しめるかどうかは大きなポイントだと言えるのではないでしょうか。

著者プロフィール

川添貴生(かわぞえたかお)

株式会社インサイトイメージ代表取締役。企業サイトの構築及び運用支援のほか、エンタープライズ領域を中心に執筆活動を展開している。

メール:mail@insightimage.jp

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