きたみりゅうじの聞かせて珍プレー

第112回 ヒューズって

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ネットワーク設備の保守の仕事をしています。

11月のある日,ネットワークスイッチでエラーが出ているため筐体交換の必要があると連絡が入りました。幸いにして通信には今のところ影響は出ていないということで,お客様の了承を得て使用していない深夜帯に対応することとなり,その年の新入社員と私の2名で作業に当たることになりました。

スイッチは特殊なもので,電源を直流電源で取っているため,交換のためにヒューズを抜いて電源を落とす必要がありました。

作業は私が指示しながら新入社員が実施するという形で無事終了したのですが,終わってから新入社員にされた質問が

  • ヒューズって何をしているものですか?

だったので唖然としてしまいました。

確かに俺が抜けって言ったけど,作業は無事終了したけど,それを知らずにヒューズ抜いたのか!? 入社して何度も扱っているはずなのに,知らずに扱っているとは思いもしませんでした。

帰りの車で説明したら「今まで,入れたら電源が入るから,バッテリーみたいなものだと思ってました」と言われたので,もうどこから説明していいのかわからなくなりました。

マサキ(男/29歳/その他技術職)

ヒューズって,もうそんなにも縁遠い存在になっちゃってるんでしょうか。

部品を眺めれば「ああ,これがちぎれて断線するんだな」とわかる単純な構造で,ローテクなアナログ部品の最たるものというイメージでいたので,ちょっとさみしい気もします。

※この連載は,最新記事を含めて5回分の公開になります。

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著者プロフィール

きたみりゅうじ

もとは企業用システムの設計・開発,おまけに営業をなりわいとするなんでもありなプログラマ。本業のかたわらWeb上で連載していた4コマまんがをきっかけとして書籍のイラストや執筆を手がけることとなり,現在はフリーのライター&イラストレーターとして活動中。

URLhttp://www.kitajirushi.jp/

Twitterhttp://twitter.com/kitajirushi

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