きたみりゅうじの聞かせて珍プレー

第115回 自信と勇気

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システムを大手の発注元のパッケージを使用して作成しました。

それは,納品2日前のことでした。発注元から私の製造担当部分でメモリーリークが発生するとのこと。納品まで期日が迫っていたこともあり。問題が解決するまで調査するということになりました。

しかし,何度確認してもうちの製造部分は問題ありません。メモリマネージャのコンソールをずっと見続けて気づいたのですが,大手の発注元のパッケージ部分でメモリを解放せずにどんどんメモリを食っています。しかし,このパッケージは数千社に導入実績がありこういった問題は発生するはずがありません。

でも,恐る恐る「御社のパッケージ部分がメモリを解放できていないようなんですが…」と報告しました。が,予想通り「パッケージに問題はない,おたくの製造部分に問題があるはずだ」と厳しくはねのけられました。

徹夜作業になり,途方にくれていた朝方に,発注元の部長さんが先ほどの報告を拾ってくださり,この問題に該当するパッケージの修正パッチが適応されていないことを見つけてもらいました。

修正パッチ適用後はメモリリークは発生せず,無事納品できました。自信と勇気をもって意見することの大切さを実感しました。

gomasaba39(男/51歳/プログラマ・SE)

バグの原因はそちらにあるって投げ返すの,勇気いりますよねえ。言ってもし違ってたらどうしようと不安になるし,まさにお題の通り「自信と勇気」なエピソード。

それにしても部長さん,すばらしい…。

※この連載は,最新記事を含めて5回分の公開になります。

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著者プロフィール

きたみりゅうじ

もとは企業用システムの設計・開発,おまけに営業をなりわいとするなんでもありなプログラマ。本業のかたわらWeb上で連載していた4コマまんがをきっかけとして書籍のイラストや執筆を手がけることとなり,現在はフリーのライター&イラストレーターとして活動中。

URLhttp://www.kitajirushi.jp/

Twitterhttp://twitter.com/kitajirushi

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