ついにGoogle Developer Day(GDD)参加者にGoogle Waveの招待状が届いて,日本人ユーザーの手にもアカウントが続々と手に入っているようですね。Google Waveは単なるサービスとして見ても非常に興味深いものですが,APIを利用してその機能を拡張することができれば,おもしろさはさらに広がります。アカウントが手に入った皆さんは,これまでに説明したガジェットAPIとロボットAPI,そして今回説明するエンベッドAPIを使ってGoogle Waveを遊び尽くしてください。
エンベッドAPI使用例
さて,連載最後となる今回のターゲットはEmbed APIです。これまでの2つのAPI(ガジェットAPI・ロボットAPI)とは異なり,Embed APIはGoogle Waveそれ自体にはなんの機能も追加しません。その代わりに,Google Waveの機能をGoogle Waveの外部で利用することを可能にします。
これまでの例にならって,まず実際の動作を見てみましょう。ブラウザを開き, http://google-wave-embedded.seesaa.net/にアクセスしてみてください。
おそらく多くの方は,次のように表示されていると思います。
Waveサンドボックスのアカウントを持っていて,ログイン済みの人には次のように見えています。
このGoogle Mapが表示されている青い部分がEmbed APIによってブログに挿入されたWaveで,Google Waveにも同じ内容のWaveがあり,そちらで見ると次のようになっています。Google Mapのモードは共有されていないようですが,表示されている場所(Bath Abbey, Bath, UK)は同じです。
そして,ブログにEmbedされたWaveは単にGoogle Waveの内容が表示されているだけではありません。Google Waveで編集した結果は即座に反映されますし,ブログ側から内容を変更する事も可能です。画像内では編集中のユーザー名がどちらも「me」になっていますが,私以外が編集しているときにはもちろんそのユーザー名が表示されます。
以上で,エンベッドAPIがどのようなものか理解できたと思います。それでは本APIを実際に使用するにはどのようにすればいいかを見ていきましょう。

