前回は期待値・
問題 5枚のコインを投げあげて, 何枚表が出るだろうか。表の出る枚数を確率変数Xとし, 確率分布, 期待値, 分散, 標準偏差をそれぞれ求めましょう。
前回と同様,
解説
問題 5枚のコインを投げあげて,
数学的に各値を求める
先ずは数学的に計算してみましょう。
コインを1枚投げあげて表の出る確率は半分です。2枚のコインを投げあげる場合,となります。
表が1枚だけ出る場合の数は,
具体的な計算式は次の通りです。
2枚とも表が出る場合はたった1つ。以上の計算から表52.
表52.
この調子で考えると,
一般式が得られましたので,
表52.
確率分布が得られましたので,
期待値は2.
分散と標準偏差はこの期待値
以上で確率分布,
- ※1)
- 反復試行の場合の確率の考え方です。