【PHPで作る】初めての携帯サイト構築

第6回 携帯サイトのテストをする

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

携帯サイトのテストをするポイント

今回は携帯サイトのテストの方法について見ていきます。携帯サイトのテストは基本的に携帯端末の実機で一つ一つ動作確認することになります。

ここでは携帯サイトのテストをする際には,どういった所に注意してテストしていけばよいかを見ていきたいと思います。

文字化けチェック

携帯サイトの場合,アクセスしてきた端末に応じて出力文字エンコードを変える必要があります。docomoやauではShift_JISで,SoftBankの3GC型端末ではUTF-8を利用する等です。そのため文字エンコードを変換する際に文字化けを起こす可能性が高くなります。

まずは対応するそれぞれの端末を用意し,予期したとおりの表示になっているか確認していきます。特に「~」(wavedash)など文字コード変換で問題が発生しやすい文字はきちんとチェックをしておきたいところです。

絵文字チェック

絵文字のチェックは,まず各キャリアともに正しく意図していたとおりの絵文字が出力されているかを確認します。同じキャリアでも端末によって絵柄が変わるので,それぞれの端末で想定した絵文字が表示されているかも確認しておきます。

出力絵文字の確認が終わったら,次は絵文字の入力です。絵文字を利用しないサイトでも,入力フォームがある箇所ではすべて絵文字入力をしてチェックしていきます。またSoftBankの端末では文字エンコードをUTF-8にしなければならなかったり,連続した絵文字の場合,絵文字の取り扱いが変わるなどといった問題があります。それらを網羅したケースを各端末で忘れずに行っていきます。

入力チェック

入力された文字が,予期したとおりに正しく出力されているかを確認します。auの場合テキストボックスにおいてもテキストエリアと同様に改行が気軽に入れられるという仕様になっています。そのため1行で記入して欲しい箇所にまでも改行コードが入り,表示画面が崩れてしまうといったことが起こり得ます。改行コードがきちんと取り除かれているかなど,携帯で入力できるケースをそれぞれチェックしていく必要があります。

ログインチェック

会員ページがあるサイトではログインチェックを行っていきます。個体識別情報を使ったかんたんログインなどを実現している場合,「各キャリアでそれぞれログインできるか」「2G,3Gともに正しくログインできているか」などをチェックしていきます。また個体識別情報はユーザーの設定で送出しないことが可能です。もし送出されない場合どういう動きをするのか?など,正しく想定した動きになっているかを確認していきます。

セッションチェック

セッション状態を維持するサイトでは,正しくセッションが維持されているか,各ページを遷移して確認をしていきます。PCブラウザと違い基本的にCookieが利用できないため,URLにセッションIDを埋め込むなど違う方法でセッションを管理していく必要があります。1つの画面でセッションIDを埋め込み忘れただけでセッションが途切れてしまうため,十分に注意が必要です。特に静的ページなどを利用している周辺のページや,SSLを使ったページは入念にチェックをしておく必要があります。

ほかにも画面で利用できるタグや画像形式が,キャリアや端末によって変わってきます。画面全体が想定した通りの表示になっているかもきちんと確認しておきましょう。

次のページでは携帯実機を使わずにテストを行う方法について見ていきたいと思います。

著者プロフィール

荒木稔(あらきみのる)

京都出身。ホテルマンを経て,基幹システムの開発などに従事した後ウェブクリエイターとして独立。利用者にもっと近いサービスを提供したい想いから,携帯を中心とした企画/開発/執筆/講演活動を行う。近著に「PHP×携帯サイト デベロッパーズバイブル」(ソフトバンククリエイティブ)。家族のための携帯サイト「ファミリーモバイル」(http://www.fmob.jp)を立ち上げ現在に至る。

memokamihttp://memokami.com

コメント

  • 1〜6回

    ぜんぜん役に立ちませんでした。
    「初めての〜」と対象者を決めているのであれば、サンプルで作ったPHPのサイトと、それのソースを全て公開するなどが無ければ、1〜6回の説明はあまり意味がないように思います。
    これでは、PHPを使ってモバイルサイトは立ち上げられません。

    Commented : #1  uuu (2009/04/15, 17:00)

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