eラーニングシステム Moodleの活用とカスタマイズ

第2回 日本語サイトを構築する際の注意

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今回は,

  • Moodleに関する情報はどこで得られる?
  • Moodleを試してみたい,自分のサイトを作ってみたいが,必要なものは何?
  • 日本語のMoodleサイトをセットアップするときの注意点は?

の疑問に答える内容です。

今回はMoodleの管理者や開発者を念頭に置いた説明ですので,初回に比べ,内容や書きぶりが専門的かもしれません。

内容に関する皆様のご希望やご意見を,コメント等でいただければ幸いです。

Moodleに関する主なオンライン情報源

オンラインでMoodleに関する資料を沢山見つけることができます。主なものとして,まず

が挙げられます。

図1 Moodle Docs日本語版

図1 Moodle Docs日本語版

このサイトはWikiで構築されており,英語版 http://docs.moodle.org/ からの翻訳は,Moodle本体の日本語訳にも尽力されている吉田光宏さんを中心に行われています(筆者はごくたまにしか貢献できていません...)⁠

Moodle公式サイト内の

には,いくつものフォーラム(掲示板)があり,ユーザ同士が活発にやりとりしているので,有意義な情報が得られます(閲覧だけなら,ゲストとしてログインすれば可能です)⁠質問も気軽にできる雰囲気です。

また,

ではバグトラッキングシステムが運営されており,バグ解消や改善についての議論やパッチを見ることができます。

これらのすべてのサイトには, http://moodle.org/のトップからもリンクがあります。

Moodleを試用・使用する環境を手に入れる

Moodleのインストールについては,Moodleによるeラーニングシステムの構築と運用の第2章に説明されており,オンラインでは,Moodle Docs内の

に詳細な説明があります。ここでは,Linux環境でMoodleをセットアップする場合を中心に,インストールに関係するメモを簡単に載せておきます。

Moodleのデモサイト

インストールしなくとも,Moodleの機能をすぐに試すことのできるサイトが用意されています。

図2 Moodleのデモサイト http://demo.moodle.org/

図2 Moodleのデモサイト http://demo.moodle.org/

だれでも学生権限,教師権限でログインして自由に試用でき,コンテンツを変更することもできます。ただし,毎時0分になったら変更は破棄され,自動的に元の内容に戻ります。

著者プロフィール

喜多敏博(きた としひろ)

1967年に奈良に生まれる。中学・高校時代に見た父(高校教員)の教え方に感心したことが,自分の教員としての振る舞いに影響していると今になって思う。大学・大学院時代は京都で過ごし,熊本大学に着任。現在はeラーニング推進機構および大学院教授システム学専攻 教授。工学博士(名古屋大学)。

LMS/VLE,非線形システム,電子音楽に興味を持つ。

URL:http://t-kita.net

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