eラーニングシステム Moodleの活用とカスタマイズ

第4回 独自ブロックのインストール

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今回からしばらく,Moodleに独自機能を追加する方法について説明します。Moodleに,標準的には搭載されていない機能を追加するには,プラグイン(アドオンとも言えるもの)をインストールします。プラグインには「ブロック」「活動モジュール」などがありますが,ここでは「ブロック」を取り上げます。今回は,

  • 様々な人が開発した独自ブロックの探し方
  • ブロックをMoodleにインストールする方法
  • 自分で独自にブロックを開発するにはどうしたらいいか

などについて説明します。

「ブロック」は,どのようなプラグインか

「ブロック」は,Moodleに機能を追加するプラグインの一形態です。⁠活動モジュール」とは違い,ページ上の一要素として配置できます。例として「カレンダー」⁠⁠最新ニュース」⁠⁠最近の活動」などの名前を挙げればピンとくるでしょうか。これらはMoodleに最初からインストールされているブロック(標準ブロック)です。プラグインですので,Moodle本体のコードを改変せずに新たな機能をMoodleに追加することが可能です。

標準ブロックではない,誰かが作成したブロックをインストールして利用することも簡単にできます。自作のPHPプログラムをMoodleのブロックとして動作させるのも簡単です。

本家サイトmoodle.orgで公開されているさまざまなブロック

「こんな機能のブロックが欲しいけど,誰かが作ってないかな?」と思ったら,Moodle本家サイトmoodle.orgのトップページにあるメニューの「ダウンロード」「モジュールおよびプラグイン」のページで検索してみるとよいです。ここでは,ブロック以外にもさまざまな機能を持つプラグインを見つけることができます。

図1 「検索」の欄にキーワードを入れて検索すると,該当するプラグインが表示されます

「検索」の欄にキーワードを入れて検索すると,該当するプラグインが表示されます。例えば,キーワードとして twitterと入力して検索すると,

画像

のように表示されます(もっと細かい条件で検索したい場合は,⁠検索」タブをクリックして,条件を設定してください)⁠プラグインの名前をクリックすると,それぞれについてさらに詳しい説明が表示され,欲しい機能のプラグインかどうかを確かめることができます。

上図の3番目のプラグインTwitter Searchを選択した場合,

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のような画面が表示されます。ブロックをダウンロードするためのリンクは右下の

です。

著者プロフィール

喜多敏博(きた としひろ)

1967年に奈良に生まれる。中学・高校時代に見た父(高校教員)の教え方に感心したことが,自分の教員としての振る舞いに影響していると今になって思う。大学・大学院時代は京都で過ごし,熊本大学に着任。現在はeラーニング推進機構および大学院教授システム学専攻 教授。工学博士(名古屋大学)。

LMS/VLE,非線形システム,電子音楽に興味を持つ。

URL:http://t-kita.net

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