PHPプログラムで制御する3Dプリンタ入門

第3回 STLデータはどのように生成されるのか

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今回は,光センサーのための部品を作ってみましょう。そして,今まで使ってきたライブラリの動作原理と,筆者が3Dプリンタを選んだときのポイントをご紹介しようと思います。

光センサー用シャッター

光センサーは,接点がないため故障が少なく,また小さい力で反応します。このため,光を遮るシャッターとレバーを組み合わせて,物が当たると信号を出す用途に使用されたりします。よく見るところでは,コピー機などの用紙センサーに利用されています。

ところが,光センサーそのものは売っていても,これと組み合わせるレバーやシャッターなどのプラスチック部品は売っていないようです。そこで,これらの部品を3Dプリンタで作ってみました写真1,2,3)⁠

写真1 通常の状態

写真1 通常の状態

写真2 物が接触した状態

写真2 物が接触した状態

写真3 分解したところ

写真3 分解したところ

部品は3つで,1つは可動部,あと2つは同じ形をした軸受けです図1,2)⁠写真の光センサーは,コの字型をした部分の内側に赤外線が通っており,遮ることで信号が変化するようになっています。

図1 可動部の形状

図2 軸受けの形状

作り方は,特別なところはありませんが,シャッターの部分はとても薄くて弱くなっています。筆者は,塩化メチレンの入ったプラスチック用接着剤を染み込ませて補強しました(素材はPLA樹脂です)⁠

著者プロフィール

木元峰之(きもとみねゆき)

独立系ソフトハウスに8年間勤務,パッケージソフトの開発や記事執筆などを行う。現在はフリーのコンサルタント。SWESTなどのワークショップで分科会のコーディネータを務める。デジタル回路設計歴30年,プログラミング歴27年。

きもと特急電子設計
URL:http://business.pa-i.org/

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