目指せ100万円!「第1回察知人間コンテスト」優勝への道~ARアプリ開発キット「SATCH SDK」入門~

第1回 2012AR最前線――察知人間コンテスト応募の第一歩

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3.スマートフォンを活用した現在のAR事例

スマートフォンの登場により,キャンペーンを中心にARが活用されるケースが増えました。マーカーなどにスマートフォンのカメラをかざすだけで,さまざまな3D映像を重ねて表示できることは,大きなインパクトになります。

2010年の「熱海ラブプラス現象(まつり)キャンペーン」では,熱海市内の観光スポットや店舗にマーカーを設置し,iPhoneのカメラでマーカーを写すことでゲーム中のヒロインと記念撮影ができるというものでした。また同年,⁠新劇場版ヱヴァンゲリヲン」の公開に合わせ,舞台となった箱根町でローソンと共同でキャンペーンを実施した際には,現地で等身大の機体をARで見ることができました。

「熱海ラブプラス現象(まつり)キャンペーン」⁠2010年7月)では,熱海市内にARマーカーが設置された(静岡市の広報写真より)

「熱海ラブプラス現象(まつり)キャンペーン」(2010年7月)では,熱海市内にARマーカーが設置された(静岡市の広報写真より)

「新劇場版ヱヴァンゲリヲン公開キャンペーン」⁠2010年4月)では,舞台となった箱根町にマーカーを設置

「新劇場版ヱヴァンゲリヲン公開キャンペーン」(2010年4月)では,舞台となった箱根町にマーカーを設置

<アプリイメージ画像>※画像はイメージです

また,PCのWebカメラを活用したARでは,オリンパスのミラーレスカメラ「PEN」を手に持って操作できるキャンペーンコンテンツや,メガネ,腕時計の試着なども登場しています。さらに,LEGOではパッケージを写すことで完成品が表示される店舗端末を設置している例もあります。

スマートフォン向けのARアプリも続々と登場しており,代表的なものには「Wikipedia」に掲載されている項目の位置情報と連動して情報を表示する「Wikitude⁠⁠,位置情報から得られた関連情報をカメラの映像上に表示する「Layar⁠⁠,マーカーにより正確な位置情報を取得できる「junaio」などがあります。⁠セカイカメラ」は特に紹介するまでもないでしょう。

しかしながら,スマートフォン向けのARの多くは,企業主導のキャンペーン用途が現時点では中心になっています。これは,まだまだARエンジンが高価であり,開発にも時間がかかることや専用のARアプリも開発する必要があるためと思われます。

こういった状況が,ARに特化したオープンなプラットフォームSATCHの登場によって大きく変わろうとしています。SATCH SDKを利用することで,誰でも無料でARアプリを開発できるようになりました。対象物を識別するためのマーカーが不要で,対象物が60%以上隠れてしまってもコンテンツを表示し続けることができます。さらに,ARで表示されたコンテンツをタップすることで,さらなるアクションを行うこともできます。次回は,SATCHの詳細と新たに登場するであろうARアプリについて紹介します。

第1回 察知人間コンテスト応募条件変更のお知らせ

応募作品のうち最終選考通過後のアイデアについては,KDDI株式会社に帰属します。

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第1回察知人間コンテスト開催中!

応募期間は2012年2月7日~2012年3月31日まで。

第1回察知人間コンテスト
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SATCH Developers
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