Unity仮面が教える! ラクしてゲームを作るためのAssetStore超活用術

Track.1 ファーストコンタクト ~Playmaker編

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Asset Storeの説明

Unity Asset Store

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Unity Asset StoreはUnityのメニューから「Window」⁠⁠Asset Store」から開けます。そこにはありとあらゆるツールが販売されています。これらは世界中の開発者が販売しているものです。やろうと思えば,あなた自身も商品を販売することもできます。

商品は様々で,プログラムから,ツール,3Dモデルデータ,アニメーション,サウンド,音楽,エフェクトなどが販売されいます。価格は無料から$100程度(日本円で1万円程度)ですので,気軽に購入することもできます。たまにセールも行われて50%オフもされるので,毎日チェックされることをお勧めします。

Unity仮面も触れていますが,Asset Storeで買った商品はすべて商用利用が可能です。ですので,気に入った商品があれば,是非購入して自分の手間を省いてください。

仮面:そして,今回はその中から超有名アイテムの「Playmaker」を紹介する。

秋山:「ぷれいめいかー」⁠

仮面:これはUnityエディタ上で状態遷移図を使って,プログラミングすることなく,イロイロなオブジェクトの動きを付けられるというものだ。

秋山:「じょうたいせんい」⁠

仮面:分かってない様子だな……。よろしい。アキヤマは自動ドアを知ってるか?

秋山:はい。普通の現代人なら知ってると思いますけど。

仮面:あの人が近づくと開く,という仕組みあるだろう? あれも状態遷移だ。

秋山:え? どういうことですか?

状態遷移の説明

状態遷移図

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自動ドアの最初の状態は「Closed」⁠つまり,閉まっているわけ状態です。そこに何か物体を検知したら「Opened」状態に遷移します。そして時間が経って,かつ物体が検知しなかったら「Closed」状態に戻るということです。これらの一連の仕組みを状態遷移といい,上記の図を状態遷移図と言います。

仮面:つまり,Playmakerでこの状態遷移図を作っていけば,3D空間に自動ドアのような仕組みは簡単に作れるということだ。

秋山:へー,じゃあ早速作ってみましょう。

仮面:その前に,まずはAsset StoreでPlaymakerを購入だ。

秋山:えー,お金いるんですか?

仮面:ちょ! おま! このPlaymakerの作者様がどんだけこれを作るために時間を費やしたかわかってんのか!!!

秋山:まあまあ。Unityって無料なので,これも無料かと思っただけですよ。

仮面:はあ,はあ……。まあいい。価格はたったの$90だ(価格はセールによって変わりますので実際のか価格はこちらでご確認ください)⁠

秋山:うーん,ちょっとキツいですねえ……。

仮面:貴様……。

秋山:わかりましたよ,買いますよー。

Asset Storeの購入の説明

状態遷移図

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  1. 「Buy」をクリック(ここでUnityアカウントがない場合はアカウントを作り,ログイン)⁠
  2. 「Checkout Now」をクリック。
  3. クレジット情報を入れる。⁠Credit Card Type」はカードの種類,⁠Card Number」はカード番号,⁠Card Security Code」はカード裏面にあるセキュリティコード,⁠Card Expiration Month」⁠Card Expiration Year」はカード期限の月と年,⁠Billing Address」に住所をそれぞれ入力。 またはPaypalを使えるのであれば,⁠Payment Method」「Paypal」に変更。
  4. 「Purchase」をクリック。
  5. 課金処理が正常に終わると,先ほどの「Buy」ボタンが「Download」に変わるので,そのボタンを押しダウンロード。
  6. ダウンロードが終了すると,ウィンドウが出てくるので,右下の「Import」で自分のプロジェクトに持ってくることができます。

秋山:領収書,落ちるのかな……。

仮面:アキヤマ。自腹で行け。

秋山:えーやですよー。

仮面:身銭を切るということは,それだけの覚悟を背負うということだ。

秋山:何,格好いいことを言った気になってるんですか。

仮面:確かに9,000円は安い額ではないが,手が出せない額じゃない。飲み会3回我慢すればいいという金額だからな。

秋山:(……どんだけ安い居酒屋に行ってるの?)

Playmaker

Playmaker

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仮面:さて,アキヤマ。ようやくPlaymakerを教える時が来た。

秋山:はい。長かったです。待ちくたびれました。

仮面:お前がUnityをインストールしてないからだろ! ……まあいい。じゃあまずはメニューの「File」⁠⁠New Scene」で新しいシーンから作っていこうか。

秋山:はい,⁠New Scene」と……なんかでますけど。

仮面:それは保存するかどうか聞かれているだけだから,⁠Don't Save」でいい。そうしたら,上の「PlayMaker」⁠⁠PlayMaker Editor」を選択だ。

秋山:はい。あ,なんか出ましたよ。

仮面:「ようこそ」画面はオフにして,それじゃない左上のタブが「playMaker」のウィンドウがPlayMakerエディタだ。ここで状態遷移図を作っていくのだ。

秋山:ああ,さっき自動ドアの例で説明に出てきたアレですね。

仮面:そうアレだ。そうそうPlaymakerのナイスな点として,日本語の表示に切り替えができるという点だ。

秋山:あ,それはイイですね! 私英語はまるっきりできないので!

仮面:切り替える方法は簡単で,Playmaker エディタの右下のタブの「Prefarence」を選択して「Language (beta)」という項目を「English」から「Japanese」に変更すればOKだ(注:最初から日本語になっている場合もあります)⁠

秋山:あ,変わった! これ見やすくていいですね! Unityも日本語のメニューならいいのに。

仮面:まあ,それは言うな。中の人もイロイロ大変なのだ。じゃあ,とりあえず「GameObject」⁠⁠Create Other」⁠⁠Cube」で適当な立方体を出してみよう。

秋山:……「Cube」と。あ,なんか出ましたよ。

仮面:あと,⁠GameObject」⁠⁠Create Other」⁠⁠Directional Light」でライトを点けようか。

秋山:……ライトを,つけまし,たと。

仮面:じゃあ,準備OKということで,Playmaker を操作していこう。

著者プロフィール

伊藤周(いとうまこと)

株式会社セガでアーケードゲーム「頭文字D」「ガンダムカードビルダー」やモバイルゲーム「三国志コンクエスト」を開発。その後Unity Technologies Japan合同会社に転職し,Unityエバンジェリストとして今に至る。個人としてもiPhoneアプリ「ScouterCam」を開発。短時間でゲーム開発を競うWEG:ゲームクエスト市川チャレンジの初代優勝者。

Twitter:@warapuri