使ってみよう! Windows Live SDK/API

第3回 Tafiti Search Visualization

この記事を読むのに必要な時間:およそ 5 分

Tafiti Search Visualization

Tafiti Search Visualization(Tafiti)はSilverlightとLive Search APIを利用した試験的な検索サービスとして2007年8月に公開されました。また同年12月にはWindows Live Quick Apps(WL Quick Apps)のひとつとしてソースコードも公開されています。WL Quick AppsはWindows Liveを中心とした技術を利用したアプリケーションのサンプル群です。オープソースとして公開されておりライセンス(Ms-PL)の元に自由に変更が可能です。

Tafitiには,Live Search APIだけでなくLive ID Web AuthenticationサービスやLive Spaces Blog APIも利用されています。2008年2月末にはWindows Live Messenger Libraryを使った機能も追加されました。実際に動作しているTafitiはhttp://www.tafiti.comhttp://tafiti.mslivelabs.com/で見ることができます。

今回はこのTafitiをローカル環境に構築してみましょう。また,Live Search APIの紹介の続きとしてLive Searchの特長でもある画像検索部分についても紹介します。

開発ツール・ライブラリのインストール

本記事では次のツールを使ってTafitiをローカルPCにセットアップします。いずれも無料でダウンロードが可能です。

Visual C#・Web Developerのインストール時にオプションとしてSQL Server 2005 Express EditionとSliverlight Runtimeがインストールできますので,インストールしていない場合は選択してください。

またTafitiに必要なライブラリもインストールしておきます。

Tafitiのダウンロード

CodePlexからWindows Live Quick Appsのソースコードをダウンロードします。執筆時点での最新版は6.0(Beta)となっており,WLQuickApps_6.0というリンクからダウンロードできました。

WL Quick Appsのすべてがひとつの圧縮ファイルになっています。展開したフォルダとファイルはドキュメントフォルダのVisual Studio 2008\Projectsの下に置くとよいでしょう。

データベースの設定

SQL Server Managementを起動してサーバに接続します。オブジェクトエクスプローラの「データベース」を右クリックし,「新しいデータベース」を選択します。そして,データベース名にTafitiと入力し[OK]をクリックします図1)。これでTafitiというデータベースができました。

図1 新しいデータベースの作成

図1 新しいデータベースの作成

続いて,SQLクエリを実行してテーブルを作成します。WLQuickApps.Tafitiフォルダにあるcreate.sqlをファイルメニューから開きます。データベース エンジンへ接続した後,実行ボタンを押します図2)。以上でデータベースの設定は終了です。

図2 クエリの実行

図2 クエリの実行
※1

Windows Vistaでインストールが失敗する場合,管理者として実行したコマンドプロンプトからmsiファイルの実行を試みてください。

※2

Script#はC#のコードをJavaScriptのコードへ変換するコンパイラです。Releasesタブページの「Script# for Visual Studio 2008」をダウンロード・インストールします。執筆時のバージョンは0.4.5.0です。

著者プロフィール

松江祐輔(まつえゆうすけ)

日本システムウエア株式会社 勤務。現在,ハードウェア設計・検証業務を担当。大学生・大学院生時代はベンチャー企業 有限会社ミレニアムシステムズにプログラマーとして従事。趣味はプログラミング。好きな言語はVisual Basic。Microsoft MVP for Windows Live Platform(Jul 2010 - Jun 2011),Windows Live(Jul 2011 - Jun 2013)。

URL:http://katamari.jp

コメント

コメントの記入