Android Weekly Topics

2014年7月第4週 Chromebook,日本国内展開開始

この記事を読むのに必要な時間:およそ 1.5 分

ChromebookもAndroid Lのマテリアルデザインを採用か?

ようやく,Chromebookが国内発表されましたが,当面は,企業と教育機関向けのみの展開で,コンシューマ向けは検討中となっています。参入メーカは,日本エイサー,ASUS,日本HP,デル,東芝の5社で,端末は7月からの発売です。

アメリカでは,この5社に加えて,SamsungとLenovoが端末を発売しています。SamsungのChromebook 2(11.6インチモデル)は,よくまとまっていそうで気になります。コンシューマ向けに展開する際には,日本でも発売してくれることを願います。

そのChromebookに搭載されているChrome OSに,⁠Project Athena」と呼ばれるAndroid Lを想像させるUIが搭載されるかもしれません。公開されたスクリーンショットを見ると,初期段階の試験的な実装のようで,四角い原色のダミーアイコンが使われていますが,ウインドウは,カードのようになって重なっており,Android Lでも見られたカードメタファーが使われていることが確認できます。

Chrome OSのUIは,Windowsに近いもので,マウスとキーボードを使って操作しやすいデザインになっています。これが,Android Lでも使われるマテリアルデザインになれば,タッチパネルでも使いやすくなります。タッチUIが全面的に取り入れられることになれば,うわさされているChrome OSのタブレットの登場が現実味を帯びて来るはずです。また,先日開催されたGoogle I/Oでは,Chrome OSでAndroidアプリが動作するところがデモされて,Android OSとの親和性が高くなりつつあるので,Chrome OSに,マテリアルデザインが採用されるのは,当然の流れのようにも見えます。

公開されたスクリーンショット

公開されたスクリーンショット

ノキアの異端児『Nokia X』が打ち切りへ……

米マイクロソフトが,最大で,1万8,000人規模にもなる人員削減計画を発表しました。

この人員削減計画の中心となるのが,買収したノキアのデバイスおよびサービス事業です。この計画を受けて,ノキアが販売していたNokia Xシリーズも打ち切りとなり,今後は,LumiaブランドのWindows Phoneに切り替わります。

Nokia Xシリーズは,ノキアが独自にカスタマイズしたAndroid OSを搭載する端末です。

打ち切りになったNoki X

打ち切りになったNoki X

中国では,予約者数が100万を突破し,最近は,次期モデルのうわさ話も聞こえてきたので,ローエンド端末として成功しているように見えました。しかし,登場当時からWindows PhoneとのNokia Xの二本柱には,さまざまな疑問が投げかけられていたので,やはりと言った印象です。

Android Wearのウォッチフェイス開発は新SDKで対応に

Playストアには,Android Wearのウォッチフェイスがいくつか公開されていますが,これは,Googleが公式でアナウンスした手順で開発されたものではなく,ハックして開発されたものです。

筆者もウォッチフェイスが開発したくて,ドキュメントを漁りましたが,目的情報を見つけることができず,GitHubに,ウォッチフェイスアプリのソースコードが公開されているのを見て,開発方法の要領をつかみました。

GoogleのDeveloper Advocateの担当者は,自身のGoogle+で,対応したSDKがリリースされるまでは,独自のウォッチフェイスをPlayストアに公開するのは,控えて欲しいと書いたエントリーをポストしています。有償のウォッチフェイスを計画している方は,動向には注意が必要です。

出始めがドタバタ続きになるのは,Google製品の共通点でもありますが,開発者は慣れっこで,驚く方は少ないかもしれません。

今週は,この辺りで。また,来週。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/

コメント

コメントの記入