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2015年3月第4週 Google Playストアに審査システムを導入,TAG HeuerがAndroid Wearを搭載したスマートウォッチを開発中

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Google Playに公開されるアプリは審査団体の評価を受けることに

Googleが,新たなコンテンツ評価システムをGoogle Playに導入すること発表しました。

今回導入されたコンテンツ評価システムは,Google Playでアプリを公開する前に,アプリに関するアンケートを開発者が答えることで,IARCやESRB,PEGI,USK,ClassIndなどの評価団体からの評価が得られるというものです。

ユーザに対しては,この評価結果を提示することでインストールする前に,乱暴な言葉遣いや大人向けの内容が含まれていないなど判断できます。AppleのApp Storeでもアプリのレーティングが行われていますが,これに似た評価システムがGoogle Playに導入されたと考えるとわかりやすくなります。

今回導入された評価システムは,AppleがApp Storeで行っているアプリ審査とは異なります。今回の評価システムが導入されても,残念ながらGoogle Playからマルウェアや偽アプリが一掃されるというワケではなさそうです。Googleも対策を検討していないワケではないと思います。仮に,App Storeと同じ審査を導入したとしても人目を欺くようなアプリを見つけ出すのは難しいので,ユーザ側も自己防衛のための知識を身に着けておく必要があるのは変わりありません。

TAG HeuerがAndroid Wearを搭載したスマートウォッチを開発中

ジュネーブで3月19日から26日まで開催されている宝石と腕時計の見本市「Baselworld 2015」で,スイスの高級腕時計ブランド「TAG Heuer」がAndroid WearとIntelをチップを採用したスマートウォッチを開発中と正式発表しました。

TAG Heuerが開発中のスマートウォッチは,同社のCEOによれば「誰が見ても普通の腕時計に見える」とインタビューに応えており「液晶ディスプレイを搭載した,いかにもというデザインではない」とも応えています。同社のスマートウォッチを欲しがるユーザは,これまでと変わりない品質を持った上で居スマート化されている腕時計を欲しがると見ているのかもしれません。

ひとつ気になるのは「液晶ディスプレイを搭載した,いかにもというデザインではない」と言うの部分です。極端ですが液晶ディスプレイを搭載しないと言っているのか,それとも,Apple WatchやLG G Watchのように,液晶ディスプレイの存在感が強いデザインではないと言っているのか分かりません。搭載OSは,Android Wearであることも発表されているので,順当に考えればmoto 360のように円形のディスプレイを搭載して,TAG Heuerらしいウオッチフェイスを搭載した機種が登場してくると考えることができます。

奇をてらったところでは,Kairos T-Bandのようにバンド部分にディスプレイを搭載するような製品も考えられます。これであれば,腕時計の価値を長年維持したまま,いまどきの仕組みにも対応できます。

バンドにスマートウォッチを搭載することになれば,細長いディスプレイが搭載されることになり,Android Wearの対応も必要となるはずです。Android Wear陣営にとっては,強力な援軍を迎え入れたことになります。Googleとの提携も発表されているので,Android Weraの改変も惜しまず対応するのかもしれません。たとえば,Android Wearの通知表示も機械式のアナログ通知になれば,さすがスイス時計と唸りそうですが,流石にこれはなさそうです。

TAG Heuerの腕時計が気軽に購入できる価格帯で登場するとは思えませんが,今後の展開が非常に楽しみです。

今週は,このあたりで。また,来週。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/

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