Android Weekly Topics

2017年9月第3週次期「Pixel」10月4日に発表ほか

次期「Pixel」は、10月4日に発表

世間はiPhone Xの話題でもちきりですが、GoogleがYouTubeの公式チャンネルで、次期Pixelの発表をほのめかす、ティザー動画を公開しています。

公開された動画は、ユーザがスマホに対する不満をGoogle検索のテキストボックスへ入力する様子が続きます。すると、画面が変わり「その話をしようと思っている」とコメントのあと「10月4日に」と日付が表示されて何かがあることをほのめかしています。

この日には、次期Pixelが発表されて年末商戦に挑むことになるはずです。この次期Pixelは、4.97インチモデルと5.99インチモデルの2種類になるとされており、小さい方のモデルはHTCが製造、大きい方のモデルはLGが製造を担当すると言われています。また、Android Policeが入手したCG画像を見る限り、iPhone XやEssential Phoneを見た後では、普通に見える狭額縁ディスプレイを搭載しておりインパクトは欠けそうです。

スマホ以外では、AmazonのEcho dotに対抗する小型のGoogle Homeも発表されると言われています。10月上旬には、Google Homeを日本で発売する方針を固めたとNHKが報じているので、何か発表があるかもしれません。

他、Googleアシスタントが搭載された、スマートヘッドフォン/イヤホンが発表されるのではないかと噂されています。BOSE Quiet Comfort 35の次期モデルが、最初の対応モデルではないかと言われています。

発表会までは少し時間がありますが、何が出てくるか楽しみに待ちましょう。

Android Instant Apps、サポート端末が5億台を超える

Google Develipers Japanのブログに、Android Instant Appsをサポートする端末が5億台を突破したニュースを書いたエントリが公開されています。

Android Instant Appsがサポートするのは、Android 5.0 Lollipop以降とされています。2017年8月以降のバージョン別シェアでは、Android 5.0 Lollipop以降が75%と大多数を占めるようになっており、多くの端末でAndroid Instant Appsが使えると考えて問題ありません。

ブログエントリでは、Vimeo, Jet NYTimes Crosswords, dotloopなどの事例が紹介されており、Android Instant Appsをサポートすることで、どういった成果が得られたのかがアプリごとに紹介されており参考になります。

となれば、iOSのサポートもと考えます。これがアプリの対応だけで済めば簡単ですが、アプリ配信プラットフォームとOSが密に連携して動作する仕組みなので、iOSへの展開は難しそうです。しかし、PCを介さずモバイルへの依存度が高くなると、有用な仕組みであることは間違いなのでiOSにも似たような仕組みが用意されることに期待したいです。

Kickstarterの日本語向けサービスが開始

Androidとは関係の薄い話題ですが、9月13日、Kickstarterが日本向けサービスを正式に開始しました。

これはサイトやアプリが日本語化されただけではなく、日本のクリエータが日本の銀行口座と身分証でプロジェクトを立ち上げることができるようになりました。これで、日本のクリエータがKickstarterを通じて世界中のバッカー(支援者)にアピールする敷居が低くなりました。

Kickstarterで、日本発で世界を席巻するようなプロジェクトがスタートする可能性もあります。期待してみていきましょう。

今週は、このあたりで、また来週。

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