PSP の基本サイクルを簡単にまとめると以下のようになります。
- 作業を記録する
- 成果を測定する
- 集計する
- 評価する
これらの各プロセスでは,
インフラの構成
先に挙げた基本サイクルを見てもらえばわかるように,
- ● 作業場所によらずにデータを記録できる
- 出張先や自宅など,
会社以外の場所での作業記録も取りやすくなります。 - ● 記録や成果の集計がしやすい
- 日々の作業状況やソースコードの集計は意外と負荷が大きいのですが,
サーバで定期的に集計を行ったりおけば, 手軽に集計結果を見たりできます。 - ●バックアップといったデータの管理が容易
- 仕事の成果を格納しておくようなサーバにPSPの記録も置いてまとめて管理すれば,
バックアップなどを取るのも楽です。 - ●PSP以外にも活用できる
(かも) - プロジェクト横断でデータを分析したり,
チーム単位で集計してTSPに発展させてみたりといったこともできそうな気がしませんか?
まあ
以下では冒頭の基本サイクルごとに,
作業を記録する
作業記録のフォーマット
作業の記録には iCalendar 形式を採用しています。iCalendar 形式とは,
スケジュール管理のフォーマットを作業記録に使うのは,
記録に使うツール
作業報告書や作業日報のために作業記録をつけているという方はわかると思いますが,
- ●Lightning
- LightningはMozilla Thunderbirdのアドオンとして提供されているスケジュール管理ツールです。
- ●Mozilla Sunbird
-
SunbirdはLightningのStandalone版です。メーラとしてThunderbird以外を使っている人も多いので,
その場合は手間ですがこちらを使っています。
これらのアプリケーションは XUL
なおサーバに情報を記録するために,