Androidケータイの歩き方

第68回 メディアプレイヤーとしてのAndroidタブレット(6)

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前回は,AndroidタブレットをiTunesのリモコンとして使う方法をご紹介したので,今回は,iTunesのスピーカーとして使う方法をご紹介します。

第66回でも触れたように,iTunesのスピーカーとして使うのはAirPlayを使います。

何か特別な装置が必要なようにも思いますが,Androidタブレットにアプリをインストールするだけで,端末に搭載されているスピーカーで音を鳴らすことができます。

AirBubbleのインストールと初期設定

Playストアアプリを起動して,⁠airbubble」をキーワードにして検索を行います。

すると,検索結果のトップに,白地に黒いスピーカーアイコンが表示されているはずです。これをタップしてインストールします。

インストールしたものは,トライアルバージョンで,30分間音を再生することができます。⁠30分を超えると再生が停止されます)気に入って,これ以上再生したい場合は,開発者支援の意味も込めてライセンスを購入して下さい。価格は,163円です。

AirBubbleの起動画面(画面はNexus Sです)

AirBubbleの起動画面(画面はNexus Sです)

とくに初期設定を行わなくても,そのまま使えますが,電話機能を搭載したタブレットであれば,⁠Advanced]⁠-⁠Mute on phone call]をチェックしておくと良いでしょう。これをチェックしておくと,電話が着信した際に,再生している音をミュートします。終話後に,ミュートを解除してくれると良いのですが,そうでないのが惜しいところです。また,常にアプリを起動して有効にしておきたい場合は,⁠Start on boot]をチェックしておきます。これをチェックしておくと,電源を入れた時に『AirBubble』を起動してくれるので,都度,起動する手間を省くことができます。

iTunesのスピーカーとして使ってみる

AirBubbleの使い方は,非常に簡単で,Remote for iTunesのように,iTunes側でパスコードを入力する等の手間をかける必要はありません。

まずは,パソコン側のiTunesを起動して,使用するスピーカーを選択するだけです。

スピーカーの選択は,iTunesのウィンドウの右下に,AirPlayを示すアイコンがあります。このアイコンをタップします。すると,接続可能なスピーカーが一覧表示されます。通常であれば,⁠コンピュータ]になりますが,AirBubbleで始まるスピーカー名が表示されているはずなので,これを選択します。

画面右下のアイコンをタップして,リストからスピーカーを選択する

画面右下のアイコンをタップして,リストからスピーカーを選択する 画面右下のアイコンをタップして,リストからスピーカーを選択する

これで準備は,完了です。iTunesの再生ボタンを押して下さい。端末のスピーカーから音が再生されるはずです。何も操作しない状態であれば,音が途切れることもなくクリアな音が鳴るはずです。また,程度によりけりですが,Webを閲覧しながらでも,音が途切れることはないので,バックグラウンドで音楽を再生しながら,何か別の作業をすると言った用途でも十分使えるはずです。

Remote for iTunesと組み合わせ使う

もうカンの良い方であれば,お気づきかもしれません。

前回ご紹介した『Remote for iTunes』と今回ご紹介する『AirBubble』を組み合わせて使えば,iTunesを離れた場所から操作できて,手元の端末で音を再生することができます。この組み合わせであれば,AppleのDRMがかかった曲も問題なく再生されるので,iTunesのライブラリをAndroidタブレットでも存分に楽しめるというワケです。

かなり特殊な使い方かもしれませんが,この方法であれば,iTunesのライブラリをAndroidタブレットに転送する手間を省くことができますし,ライブラリ分の空き容量が必要ないので,他に有効活用することができます。ただ,同じ無線LANネットワークに接続されていないと使えない等の制約がありますが,家庭内で楽しむ分には問題にならないはずです。

メディアプレイヤーとして使うAndroidタブレット

計6回にわたり「メディアプレイヤーとしてのAndroidタブレット」のテーマで上げました。

ご紹介してきたように,端末だけですべてをまかなおうとせず,DLNAサーバと組み合わせて動画を再生したり,iTunesのAirPlayを使ってiTunesのライブラリを楽しむと言った使い方であれば,特別なハードを用意する必要もなく,Androidタブレットをメディアプレイヤー化できることをご理解頂けたはずです。Androidタブレットをお持ちで,まだ試していない方は,ぜひとも試してみてください。

今回取り上げたアプリ
AirBubble(30分間のトライアル,ライセンスは163円)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bubblesoft.android.airbubble&feature=search_result#?t=W251bGwsMSwxLDEsImNvbS5idWJibGVzb2Z0LmFuZHJvaWQuYWlyYnViYmxlIl0.

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/

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