[自転車イラスト紀行]徒然走稿

第三十四回「鼻をつままれてもわからない暗闇」

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渡ってすぐのファミレスでお昼にして,向ヶ丘遊園駅前へ。

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駅前ではドラえもんがお出迎え。

最近,向ヶ丘遊園の跡地に藤子・F・不二雄ミュージアムが開館しているのです。完全予約制で休日のチケット購入は抽選らしいので,人の出入りが落ち着いたらドラえもんポタリングもいいですね。

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駅から生田緑地までは道なりです。

府中街道を越えて前方に坂が見えたら右の側道へ入ります。

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すぐに生田緑地の入口です。

道の両側が自転車置き場になっています。

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ここで日本民家園見学組と岡本太郎美術館組に別れました。

私は日本民家園へ。科学館のプラネタリウムも惹かれますが,こちらは時間が合いませんでした。

丘陵の斜面を利用して全国から集められた民家や民具,石仏が移築保存されています。

平坦に家が並んでいるのではなく,斜面という立地を上手く使い宿場町や地方ごとの村が再現されていて,飽きさせない展示なっています。⁠床上公開」を行っている民家にはあがることができ,保存のために囲炉裏を焚いていました。

ボランティアの方が解説をしてくれたり,昔話を語ってくれたり,お団子や手打ちそば(国内産のそば粉です)も民家の内外で食べることができます。2時間程度の時間ではとても全部を回りきれません。

何軒かの民家の改修工事をやっていて観ることができない代わりに,次回の無料券をもらうことができました。近々再訪するつもりです。

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向ヶ丘遊園駅にもどり,線路沿いを登戸方面に向かいます。

踏切を渡って多摩川に出るつもりが,またしても開かずの踏切です。

今度は本当に開かない。何台も何台も電車が通過していきます。数種類のロマンスカーを含めて,小田急線現役車両の全てを観ることができたのではないでしょうか。

それでも開かない。

あきらめて登戸駅に向かうと,すぐに高架をくぐることができました。車の人はともかく,なんでみんなあそこで待っているのだろう?

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多摩水道橋を渡って,多摩川土手の遊歩道に戻ります。

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秋の日はつるべ落とし。

みるみる暮れてゆく川辺を上流へ向かって帰路につきました。

出会ったおもしろいモノ

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三段差の道

生田スタジオから浄水場へ抜ける道で出会った風景。左が歩道(この先で切れている⁠⁠,右はじの道はすぐに真ん中の道と合流する。

こうなったのにはなんか理由があるんでしょうね。

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懐かしの車内扇風機

生田緑地科学館の前に静態保存されている車両の中にありました。

JNRの文字が泣けます。

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生田緑地の自転車置き場にあった自転車

これはビルダーが趣味でこしらえたんでしょうね。

荷台はスケボー,リアブレーキはペダル後踏み式のコースターブレーキ,フロントブレーキはママチャリでお馴染みのドラム式です。

籠とハンドルが一体化していたり,直進性を高めるため(?)のスプリングがトップチューブと籠をつないでいたり,フレームとおそろいのカラーリム,全後輪のサイズが違うホイールと遊び心満載。

持ち主が来ないかな,としばらく待ってみたけど,お会いすることはできませんでした。

著者プロフィール

杠聡(ゆずりはさとし)

イラストレーター,ライター。東京都日野市在住。技術評論社刊の単行本カバーなど広告,出版でのお仕事をベースに,自転車旅行で出会った風景や人を題材にした作品づくりを続けています。

URLhttp://www.yuzuriha.com