たのしいchumby

第3回 chumbyを軽くハックしてみよう

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裏コントロールパネルの表示方法は簡単です。

まず,おもむろにchumby上部の目覚まし時計的なボタンを押します。
そうすると,多くの場合chumbyの画面は通常のコントロールパネル画面に遷移します。

通常コントロールパネルを「SETTINGS」⁠⁠CHUMBY INFO」の順でタッチします。

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そうすると,以下のようにchumbyのネットワーク関連情報を閲覧できます。

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注目すべきは,画面の右上です。
なんだかノイズのような,マークのようなものが見えると思います。
それをちょっと冷静に見てみると,⁠π」記号に見えてきませんか?

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実は,この「π」マークはタッチできます!
そして,タッチすることで裏コントロールパネルを表示できるのです。
最初は「まさか!」と思うのですが,本当にタッチできるので嬉しくなります。

裏コントロールパネルを表示してみると,先ほど述べたとおり5つの機能が現れ,自由に使えるようになります。
早速chumbyのSSHDをタッチして起動して見ると,chumbyがウインクしてくれました。

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SSHDを起動してパソコンから接続できるようになったので,chumbyにパソコンからネットワーク接続してみます。

chumbyにパソコンからSSHプロトコルで接続する

パソコンからchumbyへ接続するのは非常に簡単です。

chumbyの現在のIPアドレスは,先ほど途中で表示したchumby infoの画面のipという項目を見れば分かります。
このIPアドレスは覚えにくそうな場合にはメモしておくと良いです。

chumbyの初期のログイン可能なユーザはrootです。おまけにrootのパスワードには空文字が設定されています。sshでアクセスすれば誰でもログインできてしまう,なんとも潔い仕様です。

IPアドレスを確認したら,SSHプロトコルによる通信に挑戦してみましょう。
Unix系OSの方はお手元のターミナルアプリを起動して,以下のように入力してみてください。

$ ssh root@現在のchumbyのipアドレス 

事前にホスト名などを登録する必要があるアプリケーションを使う場合には,IPアドレスとユーザ名の欄を埋めたら接続してみてください。

そうすると,パスワードを聞かれるので,パスワードは何も入力せず空っぽのままリターンキーを押してください。
以下のような画面が表示されたら通信開始に成功しました。おめでとうございます。

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ついでなので,少しchumbyの中身を確認してみます。

topしてみると,chumbyは大体常にいっぱいいっぱいで動いており,chumbyが熱くなりやすい理由がわかります。

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mountコマンドでchumbyが今マウントしているデバイスを確認します。
眺めるだけで良いのですが,例えばchumbyのUSBポートにUSBメモリスティックなどを刺してから,再度mountするとそのUSBでバイスが反映されたりします。

次にdfコマンドで,chumbyの中の自分が自由に使えるデータ領域の大きさを確認してみます。
確認した瞬間に分かることなのですが,実際に自分が利用できる領域の大きさは,ほんの少しです。
広い領域を確保したい場合には,USBメモリスティックをストレージ代わりに利用したり,データ置き場として外部のサーバを利用することなどが考えられます。

最後に実行可能なコマンドを確かめてみると,gcc,pythonやrubyは実行できませんが,perlは実行できました。
chumbyにはPerlの便利なモジュール群はインストールされていませんが,それでもPerlは便利なのでラッキー。。
ちなみにCで書かれたアプリケーションの実行は,組み込みLinux用の実行環境が用意されているので,適切にコンパイルしてあれば実行可能です。
Pythonは,chumby用のというか,組み込みLinux用のPythonがあるので,自分でインストールすれば利用できそうです。

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chumbyの中身の確認はこれくらいにして,そろそろwidgetを使ったハックを試してみようと思います。
chumbyの細かい部分に関しては,次回に再度触れます。

著者プロフィール

Shibuya.chumbies

日本で最初のchumby大量輸入,および日本初のchumbyイベント「chumby night」を開催をした「chumby の普及を促進」する有志ユーザ団体。

URLhttp://chumby-night.net/

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