エンジニアのためのイベント映像活用方法

第7回 Final Cut Pro Xによる映像の編集

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映像・音声の読み込み

続いて,Final Cut Pro Xへ録画データを読み込む作業へ移ります。

まずは「イベント」を作成しましょう。Final Cut Pro Xの「ファイル」メニューから「新規インベント」を選択し,あなたが録画したイベント名を入力します。ここでは「初めてのChefの教室」とします。

次に「ファイル→読み込む→メディア」メニューか,メディアのアイコンをクリックして「メディアの読み込み」ウインドウを開きます。

メディアのアイコン

メディアのアイコン

「メディアの読み込み」ウインドウの左側から先ほどコピーしたフォルダを選択していくと,録画した映像の一覧が表示されます。

メディアのアイコンを選択

メディアのアイコンを選択

この例では「Clip #1~#4」の4つの映像クリップが見えますが,今回は「Clip #1~#3」の3つを読み込むことにします。

各クリップを選択し,⁠選択した項目を読み込む」をクリックするとダイアログが表示され,どのイベントへ読み込むのかを尋ねられますので,今回は「既存イベントに追加」「初めてのChefの教室」を選択します。その他のチェックボックスについては今回触れません。

「選択した項目を読み込む」ためのダイアログ

「選択した項目を読み込む」ためのダイアログ

すると,メイン画面の左上に,いま読み込んだ映像クリップが表示されるようになります。

メディア読み込み後

メディア読み込み後

これで編集の準備は完了です。

プロジェクトの作成

いよいよ編集を開始します。⁠ファイル→新規プロジェクト」メニューで「プロジェクト」を作成します。プロジェクト名には発表のタイトルをつけておくと,管理が楽になります。

ここでは発表タイトルである「非インフラエンジニアにも出来た初めてのChefの教室」を入力します。⁠デフォルトのイベント」には,先ほど作成した「初めてのChefの教室」を選択します。

プロジェクトの作成

プロジェクトの作成

これで「OK」を押せば「プロジェクト」の作成は完了です。

タイムラインへ映像クリップを読み込む

左上にある映像クリップ一覧から,タイムラインへ読み込みたい映像を選択します。

クリップをクリックすると,そのクリップ全体の範囲が選択されます。クリップの左右の枠をドラッグすることで,範囲の調整ができます。この作業により,タイムラインへ読み込む映像の長さを調整することができます。

今回は,発表の開始・終了のタイミングで,録画のスタート・ストップをしていたので,全体を丸ごと読み込むことにします。

対象の映像クリップをクリックし,黄色の枠が表示されている選択状態になったら,その映像クリップを画面下部のタイムラインへドラッグします。

タイムラインへの読み込み

タイムラインへの読み込み

タイムラインは,左から右へ時間の流れていく形で表示されています。映像クリップが表示されている少し上に「00:00:15;00」「00:00:30;00」と表示されているが確認できるでしょうか? これは,映像のスタート地点からの経過時間です。

映像をざっくり編集する場合には大きく選択できるように時間単位を狭め,細かく編集する場合には時間範囲を広げると便利です。その拡大・縮小のインターフェイスが画面右下に存在します。

また,この状態でスペースキーを押すと,現在編集中の映像が画面右上のプレビューウインドウで再生されます。

映像の長さの調整

タイムラインへ読み込んだ映像の後半が,やっぱりちょっと長かったという場合は,映像クリップの終端をドラッグすることで長さの調整が可能です。

タイムラインの範囲調整

タイムラインの範囲調整

同様に録画スタートのタイミングが早すぎた場合なども,映像クリップ先端をドラッグしてやることで調整できます。

著者プロフィール

鈴木則夫(すずきのりお)

株式会社クロコス所属ではあるものの,本連載と業務とは特に関係がない。

個人的な興味として,勉強会やカンファレンスのUstream配信を行なってきており,ときおり「KaigiFreaks(配信班)」の名の元に活動している。

「suzuki」というアカウントを取得するのが好き。

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