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原山先生とガンバル 取るぞ! ITパスポート

第13回 ITパスポート試験合格のための最終戦略!

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

この記事は,平成21年度春期試験(第1回)の試験問題や統計情報から執筆したものです。そのため,記事中の合格率などに関する記述は,その時点での数値を基にしていますのでご注意ください。

さあ,いよいよ18日の試験日まであと一週間。最終回となる今回は,残りの時間でやっておきたいことや,試験会場で役立つ解答テクニックなど,合格証書を手にするための最終戦略を紹介します。

週末に「模試モドキ」を体験,「カンペ」も作っておこう!

この週末は連休ですが,試験対策に時間が割ける最後のチャンス!という人も多いことでしょう。時間を有効に使うために,この週末に何をしておくとよいのかを説明します。

「模試モドキ」で最終確認

学習のヌケや理解が不十分な項目がないかをチェックし,165分(2時間45分)の試験時間内にどれくらいの速さで解答すれば100問が解けるのか,ペースを体感しておくため,ぜひ「模試モドキ」をやってみてください。「まだ,勉強の途中だから…」という人こそ,残り少ない時間でどの項目を勉強すればよいのか確認する作業が必要です。

試験センターのHPには過去問題として今春の試験問題と解答が掲載されていますので,プリントアウトし準備しておきます。参考書の模試を使ってもよいでしょう。本試験と同じ100問を用意し,165分以内で解くのが理想的です。

解答時間は試験本番と同じ165分。模試モドキの最中は,他の事はすべてシャットアウト。3時間近くも集中して問題に取り組むのは大変ですが,終了時間まで中断せずにがんばってみましょう。すべての問題を解き終わり,見直しが終わるまで,解答を見るのは厳禁! 「この答えで合っているかなぁ?」という不安があっても,頭を切り換えて次の問題に集中するためのトレーニングでもあるのです。

間違えた問題や解答を迷った問題は,必ず参考書を見直し,本番で出題されても大丈夫なように確認しておきます。

試験センタートップページ右側にある「スペシャルコンテンツ」から、「過去問題・解答例」をクリック

暗記用の「カンペ」を作る

「ココは絶対に出そうだけど,まだ覚えられてないよ~(泣)」ってところを書いておくのがカンニングペーパー。試験前日までにひとつでも多く覚えるためのツールとしてカンペを作ります(マジで本番に使っちゃダメですよ~!)。残りの一週間は,常にこのカンペを持ち歩いて,覚えてしまいます。

コツは,A4用紙2~3枚に入る程度に内容を絞り込み,ごく簡単にキーワードだけを書き込むこと。たとえば,「ウォータフォールモデル 要件定義→システム設計→プログラミング→テスト」「メール送信:SMTP 受信:POP3」のように,覚えられずに気になっている項目を書きます。

試験前日には「カンペ Ver.2」を作り,持ち物をチェック

いよいよ明日は試験日,一夜漬けで体調をくずして受験できなくなっては本末転倒なので,ほどほどに。きちんと睡眠をとって,スッキリとした頭で会場に向かいましょう。

「カンペ Ver.2」を作る

一週間の間に覚えられなかったもの,新たに「コレも出るんじゃ?」と心配になったものをまとめて書き,新しいカンペを作ります。ただし,今回はA4用紙一枚に絞り込みます。それ以上の分量があっても,試験開始までの短い時間では覚えることができず,かえって不安を煽るだけ。

試験会場まで持って行って,心配になったらお守り代わりにカンペを見ながら「ココまでガンバッテ覚えたんだから大丈夫」と考えて落ち着きましょう。

持ち物をチェック

絶対に忘れてはいけないのが写真を貼った受験票。これがないと会場まで行っても受験できません。必要な持ち物は受験票に記載されています。携帯電話は電源を切らなければなりませんので,時計を持って行くのを忘れないように。受験票に記載されている以外にも,次のようなものを持っていると便利です。

  • クッション(大学の講義室などは椅子が硬くてツラいことも。スポーツ観戦用の折り畳めるものが便利)
  • 耳栓(他の受験者が気にならず,集中できるのでオススメ)
  • ジャケットやカーディガンなど羽織れるもの(試験時間が長いため,冷えが気になることもあり)
  • マスク(新型インフルエンザが流行っているので用心のため。試験開始直後に監督員が受験票の写真と顔を照合確認するので,そのときはマスクをはずせばOK)

試験会場には余裕をもって到着できるように出発

試験時間は午前9時半からですが,9時15分には試験の説明が始まるので遅れないように。会場の教室が,講義室などで机とイスが固定された長机だと,すでに着席している人に立ってもらわないと席に入れず迷惑ですから,9時過ぎには入室しておきます。

受験票に記載された試験会場を再度確認し,電車やバスの時刻表をチェック。18日は「休日ダイヤ」なので要注意!また,最寄り駅の精算窓口が混むことが多いので,切符を下車駅まで買ってから乗車することをオススメします。

同じ時間帯に多くの受験者が集中するので,最寄り駅からのバスに乗りきれないことも。早めに自宅を出て,余裕を持って会場に着くのが鉄則。受験票に最寄り駅から試験会場までのごく簡単な地図が印刷されていますが,インターネットの地図サイトで場所を確認しておくと安心です。

解答用紙を前にして,「必勝テク!」

いよいよ試験本番。ケアレスミスを防ぎ,少しでも得点をあげるための解答テクニックを紹介しておきましょう。

マーキングは正確に

解答用紙はマークシートになっています。受験番号と生年月日を記入してマークする欄が上部にあるのですが,あせって書き忘れたり,受験番号を間違えて書くと採点の対象外(=即不合格)ですから要注意!

また,わからない問題を飛ばした場合,解答欄にズレてマークしてしまうことがあるので,ときどき問題の番号とマークシートの番号が合っているかを確認しましょう。

解答は消去法で

正解がわからないときは,「これは絶対誤り」という選択肢を消して,残った選択肢の中から解答を考えます。多くの場合,「正解かもしれない」と迷う選択肢は4つのうちの2つに絞り込めるので,その2つの選択肢の内容を比べて違いを考えると正解が見てきます。

「答えない」勇気も必要

わからない問題を気にしていると,他の問題に集中できなくなってしまいます。各分野の最低ラインは30%,総得点でも60%正解なら合格できるのですから,「全く手がかりがない」問題は勇気をもって捨てましょう。もう少し考えればわかりそうな問題には,問い番号に印をつけ,何がわからないのかをメモしておいて,見直しのときにもう一度考えます。

最後まで諦めない!

「まだ勉強が足りてないから,今回はあきらめようかなぁ…」と思っている人!ゼヒぜひ受験しましょう。春試験は72.9%と,とても高い合格率でした。合格者の中には,「今回はムリかもネ」,と思いながら受験した人がたくさんいたハズです。10人中7人が受かる試験なのですから,せっかく申し込んだのに受験しないなんてモッテイナイ。案外,楽勝で合格してしまうかもしれないですよ。

何らかの事情で会場到着が遅れても,試験開始30分までは受験が認められます。途中であきらめずに,受験会場まで行ってみてください。

試験時間は2時間45分ですが,開始から1時間で退出可能になります。この時点であきらめて席を立つ人がいるのですが,「えっ,もう全部解き終わったの?」な~んて,退出する人につられて焦ってパニックにならないように。原山は,問題分析をしながら解いていたため,春試験ではエンディングまでしっかりと粘っておりました。もし,秋試験の会場で最後まで残っている人がいたら,それは私かも…(笑)。

さてさて,13回に渡っていろいろと書いてきましたが,ここまで読んでくださって,ありがとうございました。無事にITパスポート試験の合格証書が皆さんのお手元に届くことをお祈りしています。当日,どこかの試験会場で,お目にかかりましょうネ。

著者プロフィール

原山麻美子(はらやままみこ)

情報処理試験対策の書籍や雑誌等の企画・執筆・編集など,長年に渡りIT関連全般の出版に携わる。専門学校の講師や受験対策講座(ラジオ)でのアドバイザー経験もあり,受験者への具体的で細やかなアドバイスは,わかりやすくて実践的だと好評。

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