まだ間に合う「ITパスポート」受験対策 原山先生の短期合格塾

第5回 試験日直前対策&試験本番での裏ワザ!

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この記事は,平成22年度春期試験の対策用に執筆したものです。記事中の試験概要や問題内容に関する記述は,その時点での情報を基に執筆していますので,ご注意ください。

さあ,いよいよ今週末は試験日ですね。今回は,残された数日でしておくべき準備を紹介します。また試験本番で使える解答のテクニックも伝授しますよ!

まず「受験票・試験会場・持ち物」を確認

まず,何よりも先に受験票を確認してみてください。写真が貼られていないと受験不可なので,今のうちに用意しておきます。当日朝にスピード写真ボックスを探す,な~んてスリリングなことはしないように!

また,試験会場までの経路と,電車やバスの時刻表を確認しておきます(休日ダイヤなので要注意)。最寄り駅から試験会場に向かうバスなどは,受験者の集中で乗り切れず,次の便を待つことも。試験開始は9時半からですが,9時15分には注意事項などの説明が始まります。交通機関の遅れなどが発生する可能性も考え,遅くとも8時45分には試験会場に着けるように,乗り継ぎなどを調べておきましょう。

せっかく余裕で最寄り駅へ着いたのに,精算窓口が大行列!というコトもありますので,切符は下車駅までシッカリ購入するか,SuicaやICOKAなどを持参すると便利。同様に,バスに乗車するときは,小銭やバスカードを用意して!

受験票には,当日の持ち物が記載されていますが,それ以外で「コレがあると快適に受験できる」という優れモノを紹介しておきます。

耳栓:遅刻して入室してくる人の物音,周りの人が問題のページをめくる音,ゴシゴシと消しゴムで消す音などが,カナリ耳障りに感じることもあります。耳栓をすると自然と問題に集中できるので,これはお勧めです。

輪ゴム:会場によっては,机が微妙に傾斜していたり,奥行きの狭い長机だったりで,予備の鉛筆などをうっかりコロがして落とすことも。試験時間中は筆箱を机上に出すことができないため,定規と共に輪ゴムで束ねて置いておけば転がりません。

携帯用クッション:大学の講義室などでは,跳ね上げ式の硬い木製イスのところがあります。3時間近くも座りっぱなしですし,身体の冷えを防ぐためにも,スポーツ観戦用のクッションなどがあれば快適です。

「カンペ」を作ってみよう!

いやいや,マジでカンニングしてはダメですよ(笑)。カンペ(カンニングペーパー)とは,「ココは絶対出るのに,ど~しても覚えられない箇所」を書き記すもの。試験開始までチョコチョコ眺めて,ひとつでも多くの知識を記憶し,得点をUPしましょう。試験当日はお守り代わりに持参して,不安になったらコレを見て気持ちを落ち着けます。

カンペ作りのコツは,A4サイズの用紙の裏表に入る分量に絞ること。それ以上多くなると,結局試験開始前には覚えきれないため,かえって不安感を増長させてしまいます。「覚えること」が目的ですから,書くことに時間をとられないよう,箇条書きでポイントのみを書いておきます。

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解答の裏技テクニック

試験会場で問題小冊子を目の前にしたら,こんなテクニックを使って,楽・早に解答していきましょう。

全問に使える解答のテクニック

ITパスポート試験の問題形式は,すべて四肢選択。ほとんどの問題は,4つの解答群のうち「これは絶対正解じゃナイな」とすぐに判別できる選択肢が2つある。これに鉛筆で×をつけて,正解候補を2つに絞り込み,2つの「違い」をよ~く見比べるようにすると判断が楽になる。

解答を保留した場合など,ずれて答えをマークしてしまいがちなので,要注意!ときどき,解いている問題の問番号とマークシートの問番号が合っているかを確認しよう。

計算問題に使える解答のテクニック

問題小冊子は持ち帰りOKなので,計算式をジャンジャン書き込んでいこう。書き込むことで頭の中が整理され,「本当にこの計算方法でよいのか?」を冷静に考えることができる。ケアレスミスを防ぎ,得点漏れを無くすため見直しは必須だが,書き込みは検算にも利用できて一石二鳥!

中問の解答に使えるテクニック

(「中問」の解説は第3回を参照)

小問前の「前フリ」は斜めに読む程度にして時間を節約。小問の問題文を読んでから,解答に必要な情報を前フリに戻って探した方が効率がよい。見つけた情報は丸で囲ったり下線を付けて,見失わないようにしておこう。正解を判断するときには,その選択肢が提示された条件を「全て満たしている」かどうかを考えればよい。

当然だが,示された4つの選択肢以外の答えは選択できない。実務経験の豊富な人ほど,「この処理方法では,こんなケースには対応できないケド…???」と,問題の想定外の事を考え込んでしまいがちなので要注意。

「正解がわからない!」「時間がない!」ときの解答テクニック

まず,深呼吸をする・肩を上下させる・足首を回すなど,身体を動かして(カンニングを疑われないように注意!)少し頭を冷やしてから,再度考えてみよう。再考してもわからなかったら,諦めてしまうのがコツ。無理に粘るより,他の問題を確実に解く時間を作る方が得点確率は高い。この場合も,マークシートは空欄のママにせず適当に埋めておくこと。

問題文を読む時間さえもなくなってしまったら,適当にマークして全問を埋めておこう。空欄のママで提出すると,その部分は0点だが,当てずっぽにマークしておけば,正解になる可能性は25%!

さて,この連載も今回が最終回。試験当日は,原山もどこかの会場で,みなさんと一緒に受験しております。ここまで読んでくださった方全員が,無事にITパスポート試験の合格証書を手にできるようお祈りしています。Good luck!

著者プロフィール

原山麻美子(はらやままみこ)

情報処理試験対策用の書籍・雑誌やパソコン関連ムック等の,企画・執筆・編集など,IT関連全般の出版に携わる。専門学校の講師,ラジオ講座のアドバイザーなどの経験もあり,受験者への具体的で細やかなアドバイスは,わかりやすくて実践的だと好評。著書「基本情報技術者らくらく突破表計算(編著)」「ITパスポート試験のよくわかる教科書(共著・編著)」など。

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