決済会議

第3回 レジの変革なう~クラウドレジへ

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こんにちは,スマレジの山本です。

今回は,僕たちがいま最もアツく注力している「クラウドレジ」についてのお話です。

クラウドレジ

「クラウドレジ」って僕が勝手に呼んでるだけですが,レジ機能は端末のアプリで実現し,データそのものはクラウド上に保管するというものです。スマレジもその方式です。ぼくは今後,確実にこのタイプが主流になると考えています。

なぜなら,⁠レジのデータ(店頭の決済データ)がネット上にある」っていうだけで,ワクワクする人がメッチャ多いからです。つまり,お店の売上データは,インターネット上に置き適切に扱うことで,もの凄い再利用価値があると考える人がとても多い。ということですね。

では,店頭レジのデータがネット上にあることで,どんなことが起こりえるのでしょうか?

ネットとリアルの融合

クラウドレジは,当然ながらネットショップとの親和性がとても高いです。スマレジの場合は,すでにいくつかのお店にて,ネットショップと連携し,売上情報や商品情報,在庫情報,さらには会員情報などがリアルタイムに共有されています。

図1 店舗・EC・物流のデータを組み合わせることで新たな価値を創出する

図1 店舗・EC・物流のデータを組み合わせることで新たな価値を創出する

何が便利かというと,お店の人から見れば,店頭の商品をネット上でも簡単に販売できるようになる(販売の機会が増える)し,お客さんとしては,ネットで買い物しても,店頭で買い物しても,同じようなサービスを得られますね。

ネットショップにはネットショップの良さがあり,リアル店舗はリアル店舗の良さがありますよね。クラウドレジが,ネットショップとの親和性が高いことによって,今後リアル店舗の良さと,ネットショップの良さの,それぞれを掛け合わせた新しい試みが誕生する気がします。

図2 ネットとリアルの連携で,どんな価値創出が考えられるか

図2 ネットとリアルの連携で,どんな価値創出が考えられるか

ZOZO TOWNのWEAR

さて,ZOZOTOWN(ゾゾタウン)でおなじみのスタートトゥデイさまから,新しいサービスが出るらしいという情報をゲットしました。まだティーザーだけなので,近い将来サービスインするっぽいです。

お店にて,お客さま自身が商品の値札をスキャンし,スマホで商品カタログを見ながら(ZOZOの商品カタログを見ながら)⁠SNS的なもので友だちと情報交換。店頭在庫が少なくなって来たらスマホに通知がきて,そのまま買っちゃう。んで,またSNS的なもので友だちに「買ったよ」と報告。あー,誰もが想像してる近未来をじつにキレイに映像化してますね。ステキですね。

ZOZOTOWNはネットショップですが,リアル店舗とのシームレスな関係を表現しています。⁠O2O」というか,Online to Offline でもあり, Offline to Online でもありますね。

ZOZOTOWNのようなネットショップ事業者さまのアプローチは,

  • 店頭をショールーム化させ,オンラインで決済させる
  • オンライン上で,店頭の集客を行う

の両方が考えられ,それによって売上拡大を狙うのは当然のように思えます。

WEARのムービーには,店頭のレジは登場しませんでした。特に連携する必要すらなく,そもそもレジが要らなくなるという意味も含んでるんじゃないかと僕は感じ取りました。

その考え方はアリですね。

Square ⁠やスマレジ)などのように,スマホをレジ端末として利用するのではなく,お客さまが所持しているスマホを使って決済させる,いわゆる「セルフレジ」はとても有意義だと思います。

お客さまのスマホから注文できるセルフオーダー

便利になるのは小売・アパレルだけじゃありません。僕たちが最近リリースした飲食店向け機能の中に,お客さまのスマホから注文ができるセルフオーダーというのがあります。

これは商品情報や注文の情報がぜんぶクラウド上にあるからこそ実現できた機能です。

これは,お客さん自身のスマホを使ってお料理が注文できるというモノです。

現在,まだ東京で1店舗だけしか導入していませんが,すでに前評判が僕たちの想像を超えるものとなっており,⁠とくにネット上の)皆さまのアツい期待が感じられます。

お客さん自身のスマホで注文すれば,⁠インターネットを介して)お店のキッチンに注文が通りますから,そもそも店員さんが持つ注文端末は不要ですね。

画像

今後もっと進化すれば,注文ができるだけでなく,そのままオンラインで決済ができるようになるんだと思います。

クラウドレジ

今回は,クラウドレジと称し,店頭レジのデータがクラウドに所在することで,何が起こりそうかを書きました。ワクワクしたでしょうか(笑)⁠

今回紹介したのはほんの一例に過ぎないと思いますので,これから店頭レジとネットショップに関するサービスは,世界同時多発的にいろんなモノが出てきそうで,とても楽しみですね!

さて,連載3回分を書き終えました。

ぼく(と自社サービス「スマレジ」⁠の自己紹介も含めた内容で書き進めてきました。読んでいただき,ほんとにありがとうございます。

ある程度,僕たち(スマレジ)が何を考えていて,どう進もうとしているのか,わかっていただけましたでしょうか?

4回目以降は,スマレジとかとくに関係なく,広く⁠決済⁠をテーマにした内容で書いてゆけたらなと考えています。それではまた。

著者プロフィール

山本博士(やまもとひろし)

PLUGRAM,Inc. 代表取締役

大阪府岸和田市出身。もとはJava&Adobe Flashプログラマ,いまはiPad,iPhoneを用いたクラウド型POSレジ「スマレジ」などの運営を行っている。

http://www.plugram.co.jp/

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