着物でおでかけ春夏秋冬

第2回 六月のお出かけ「雨コートを着尺で」

この記事を読むのに必要な時間:およそ 0.5 分

雨の日も着物で果敢に出掛けるには雨コートは必需品。夏用の雨コートはなるべく軽くて風通しのいい生地で作るのがいちばん。これ一枚あれば,雨の日だってヘッチャラ。コート地で気に入るものがなかったら,よさそうな着尺を選んでコートに仕立ててもらう。とくに夏のためのコート地なんてそうはないから,麻の涼しげな着尺のなかからためらわずに雨コートにしちゃうの。もちろん,雨のときだけではなくてちょっとした塵除けコートとしても利用すればお得。軽やかな生地だったら充分流用はできますものね。

 

画像

着尺でコートを作るうれしいおまけとして,あまりぎれがたくさん出ること。これを使ってコートを入れる巾着を作るととっても便利だ。コートは,出先では必ずといっていいほど脱ぐ。これを脱いでから人に預けるにしても,ちょっとたたんで巾着に入れてからのほうが先方に手間をかけなくてすむ。自分でもっている場合でも,巾着に入れておけばまとまっているからバッグに入れやすいしね。

もちろん,雨に濡れたコートを入れるのだから,巾着にも出来上がってから防水スプレーをしておくと完璧。バッグに入れても安心です。

著者プロフィール

平野恵理子(ひらのえりこ)

1961年静岡県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。暮らしや着物,旅や山歩きについてのイラストとエッセイの作品が多数。新刊『ハピネス気分で山歩き』(山と渓谷社)『おいしいおみやげずかん』(KKベストセラーズ)『わたしの和道具帳』(清流出版),近刊に『いとしい和の暮らし―手作りで楽しむ日本の毎日』(ソニーマガジンズ社)など。

著書

コメント

コメントの記入