着物でおでかけ春夏秋冬

第9回 一月のおでかけ「長い前掛けを一枚 七草粥を振る舞うときに」

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一月七日は人日の節句。七草粥を食べて心も体もスッキリさせられる,毎年欠かせない行事のひとつです。

一合のお米を七倍のお水で,土鍋を使ってゆっくり炊いていきます。炊きあがったころにみじんに刻んだ七草をパッと混ぜ込むと,さわやかないい香りが。味つけはほんのり塩だけで。

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友人と一緒に七草をお祝いするときは,着物に前掛けをキリリと結びます。これでもてなす側ともてなされる側に,ちょっとだけ区別ができるのでした。訪ねてきてくれた友人には席にすわってもらって,ほかほか湯気のたつ土鍋をお膳に運びます。

  • お正月どうしてた?
  • 今年の計画はどんなかんじ?

前掛けを取ったら一緒に席について,お粥をいただきながら,おしゃべりは尽きません。

著者プロフィール

平野恵理子(ひらのえりこ)

1961年静岡県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。暮らしや着物,旅や山歩きについてのイラストとエッセイの作品が多数。新刊『ハピネス気分で山歩き』(山と渓谷社)『おいしいおみやげずかん』(KKベストセラーズ)『わたしの和道具帳』(清流出版),近刊に『いとしい和の暮らし―手作りで楽しむ日本の毎日』(ソニーマガジンズ社)など。

著書

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