着物でおでかけ春夏秋冬

第9回一月のおでかけ「長い前掛けを一枚 七草粥を振る舞うときに」

一月七日は人日の節句。七草粥を食べて心も体もスッキリさせられる、毎年欠かせない行事のひとつです。

一合のお米を七倍のお水で、土鍋を使ってゆっくり炊いていきます。炊きあがったころにみじんに刻んだ七草をパッと混ぜ込むと、さわやかないい香りが。味つけはほんのり塩だけで。

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友人と一緒に七草をお祝いするときは、着物に前掛けをキリリと結びます。これでもてなす側ともてなされる側に、ちょっとだけ区別ができるのでした。訪ねてきてくれた友人には席にすわってもらって、ほかほか湯気のたつ土鍋をお膳に運びます。

  • お正月どうしてた?
  • 今年の計画はどんなかんじ?

前掛けを取ったら一緒に席について、お粥をいただきながら、おしゃべりは尽きません。

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