Lifelog~毎日保存したログから見えてくる個性

第2回 Webサービスと紙

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マッシュアップ~コンピュータは見えなくなる

Webの時代の特徴として筆者が考えているのは,コンピュータじたいの性能とか,コンピュータの処理能力,コンピュータの技術的なルールは,どんどん見えなくなって,ユーザーニーズに即応したサービスのかたちでユーザーと触れることが増えてきた,ということです。

知りたいことがあったら検索のYahoo!やGoogle,メールにblogにショートメッセージに掲示板。どれもこれも,CPUの速度であるとか,通信速度であるとかいうような要素は,ほとんど関係なく,どんなサービスであるか,ということだけが重要になっているのだなぁと感じます。

PCを使う必要さえなくなり,携帯電話でもかなりのサービスを受けることができるようになっています。特にコンピュータを使わないユーザーの間では,携帯電話のほうが親密な道具になっているようです。

Google

Google

インターネットのポータルとして使われるサーチエンジンのひとつGoogle。携帯電話,コンピュータなど,環境にかかわらず使用できるサーチエンジンは,「情報」へのアクセスに使われているわけです。PilePaperFileでは,ここにあるガジェットを,ローカルに再現しようとしているのかもしれません…。

生情報であふれるWeb

Web時代のサービスのいっぽうで,Webの普及により,従来の公共機関や新聞サイトなどが,かなり定型化した一次情報を生のかたちで提供していることも増えています。列車の運行状況,天気予報,渋滞情報。図書館の休館情報などなど。

Webの上で,かなりしっかりした評論を読むこともできるようになりました。音楽や映像,小説やエッセイなども,Webでかなり簡単に手にはいるようになっています。手にはいるものは手にはいり,手に入れにくいものは相変わらず手に入れにくい,といったほうが正確でしょうか。

もうコンピュータは,単にコンピュータであるのではなく,さまざまなコミュニケーションを媒介するメディアなのだなぁと,しみじみ思います。

JR東日本の運行状況

JR東日本の運行状況

鉄道各社は,列車の運行情報などを,随時ホームページで知らせてくれるようになりました。インターネット以前は,こうした情報を手に入れるのは現場にいなければならず,対応が後手になりがちでしたが,事前に情報を得られることでライフスタイルも変わる可能性が出てきました。

著者プロフィール

美崎薫(みさきかおる)

夢想家,未来生活デザイナー,『記憶する住宅』プロデューサー,記憶アーティスト。住宅,書斎,机をはじめ,ハードウェア,ソフトウェアの開発をプロデュース。著書『デジタルカメラ2.0』(技術評論社)など多数。

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