Lifelog~毎日保存したログから見えてくる個性

第4回 ローカルにこだわる

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自動化と手作業を分離する

たとえば連載のなかで,Webの画面をご紹介する画面キャプチャーを撮るのには,⁠CapturePile』という画面キャプチャーソフトを使っています。この画面キャプチャーソフトは,Lifelogのためにつくったオリジナルのキャプチャーソフトで,キャプチャーするときに,その画面(ウィンドウ)にある取得可能な文字をファイル中にタグとして埋め込んでキャプチャーすることができます。

ファイル名も自動的に生成しています。保存するフォルダも自動生成です。キャプチャーするだけで,以上の作業を自動的に行ってくれます。

スクリプトによる半自動化

写真と画像とは,ファイル名で指定していますが,指定作業も(まだいくぶん手動の部分が残っているとはいえ)⁠スクリプトを作ってかなり自動化を進めました。

原稿に限らずblogやメールでも,文章を書けば,自動的に図版と組み合わせることができれば,いちばん間違いが少なく,めんどうな手作業が少なくて便利だと思いますけれど,それにむかって着々と進んでいます。

手作業のよさと自動化

紙やPileDesktopのもつ「手作業」のよさ,手作業の必要性というのは,徹底的に作業を自動化してみて,最終的にどうしても人間が判断をする部分だけ,優雅に行うことを意味するのだと思います。

コンピュータは自動化とたいへんに相性がよく,特にコピー&ペーストの機能に優れています。これをどこまで使い倒すか,というのは重要だろうと思います。

連載用の画像一覧

連載用の画像一覧

連載用の画像を集めたフォルダです。この機械的なファイル名を使ってファイルとキャプションの整合性をとるのは困難なので,かんたんなスクリプトを併用しています。

makecaptionスクリプト(実際には1行で記述しています)

dir /b |
 gawk "{ print \"▽画像入る\:\" $0 \"\n^<キャプション^>\n\"}" >
 filelist.txt

画像ファイルの一覧から,キャプション作成用のテキストファイルを生成しています。これでファイル名のタイプミスは原理的にはなくなります。

著者プロフィール

美崎薫(みさきかおる)

夢想家,未来生活デザイナー,『記憶する住宅』プロデューサー,記憶アーティスト。住宅,書斎,机をはじめ,ハードウェア,ソフトウェアの開発をプロデュース。著書『デジタルカメラ2.0』(技術評論社)など多数。