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第56回 ファイラー機能とリンクファイルシステム『PileLink』

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ファイラー機能とテキストエディタ

『PileLink』は,ローカルで動作する,ファイラー機能をもつテキストエディタです。

『PileLink』で表示したテキストファイル

『PileLink』で表示したテキストファイル

焼きそば(定番のメニュー)と,イチローの部分をハイパーリンク系式で表示しています。

おなじファイルをテキストエディタで開いたところ

おなじファイルをテキストエディタで開いたところ

焼きそばとイチローは,平文のままです。

ファイラー機能とは,ふつうならシェルGUI(CUI)のもつ,ファイル作成,ファイル削除,ファイル検索,ファイル起動などの機能をもつ,という意味です。リンクやファイル操作の機能をもつため,テキストファイルとは異なります。

普通,テキストエディタとシェルは分かれていることが多いようです。目的が異なるのであれば,分かれていても別に問題はないです。

パンを焼くときに刺身包丁を使わないように,雨の日に雨避けとして鉛筆削りを持ち歩かないように,目的のことなる道具を別のシチュエーションで使うのは,かえって効率を妨げるからです。雨の中出かけるときに,手に鉛筆削りをもっていても,たぶんずぶ濡れになるだけです。

ただし,目的とは違っていても,目的外に役にたつものもあります。アポロ13は,存在しなかったフィルターを作ったわけです。

ところで,テキストエディタとシェルの目的は,雨の日の鉛筆削りほどに異なるのでしょうか,と考えました。

シェル機能をテキストエディタで

シェルで行う作業のうち,新規にファイルを作るとか,フォルダを作ってファイルを分けるなどは,ごく日常的なものです。

新規にファイルを作るとなると,必要なのがファイル名をつける作業ですが,それはシェルで行うよりも,テキストエディタで行ったほうが楽なのではないか,得意なのではないか,と考えます。

メニューから新規作成して,ファイル名をつけるなんて,けっこうかったるいです。

そうであれば,テキストエディタで新規にファイルを作る処理を実行したほうが,シェルで新規にテキストファイルを作るよりも,楽なのではないか,と。

それなら,テキストエディタにファイラー機能を実現した方が,より使いやすい道具なのではないでしょうか。きちんと使ったことはないのですが,たぶんUNIXのEmacsは,同じような発想でできているのではないかと思います。

著者プロフィール

美崎薫(みさきかおる)

夢想家,未来生活デザイナー,『記憶する住宅』プロデューサー,記憶アーティスト。住宅,書斎,机をはじめ,ハードウェア,ソフトウェアの開発をプロデュース。著書『デジタルカメラ2.0』(技術評論社)など多数。

コメント

  • 似たようなことをやっています

    TyoiWikiエディタ(C#)

    Commented : #1  goronyan (2010/10/27, 12:04)

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