ライフハック・プラクティス ~仕事の生産性を上げる習慣~

プラクティス:12「締切を意識する」

2008年8月7日

この記事を読むのに必要な時間:およそ 1.5 分

行動への近道

残り時間を見える化する

キッチンタイマーを使えば,締め切りまでの残り時間を常に認識することができます。

例えば,1時間の作業をする場合,タイマーを60分にセットしてから作業を始めます。残りあと何分かがタイマーを見れば分かるので,ペース配分を考えながら仕事を進めることができます。

しかし,毎回時間をセットしてタイマーで計るのが面倒だという方には,筆者が開発したD3timerをおすすめします。

D3timerを使えば,Googleカレンダーの作業予定と連動して残り時間を画面上に表示することができるので非常に便利です。

今やるべき仕事と残り時間がリアルタイムに表示され,次にやるべき仕事とその開始時間も分かるので,安心して目の前の仕事に集中できます。

D3timerは,こちらのページから無料でご利用いただけます。

リカバリーの計画をたてる

変化に対応しながら仕事を進めていきましょう。

最初に立てた計画を絶対視し,計画を変更するのを嫌う人がいます。

しかし,実際には,その日のコンディションや周りの環境によって計画通りにいかないものです。マラソンランナーも走っている最中に自分のコンディションや相手との距離などによって途中の計画を変更しながらゴールを目指します。

締め切りを意識していると,自分が走っている位置や状況がつかめるので,変化に強い仕事の進め方ができるのです。

正確に作業時間を見積れなかったとしても,見積りが間違っていることに早く気付けば,次に打つ手を考えられます。

計画していた作業が終わらなかったとしても,すぐにリカバリーの計画をたてればよいのです。

こんな時に役立つ

時間通りに終らせる

目の前の仕事の締め切りがいつまでなのか把握していると時間通りに終らせることができます。

私たちは決められた時間でやるべきことをこなさなければいけません。

その為にも,時間は有限であることを認識しましょう。

私たちは時間という資産を平等に与えられています。この時間をどう扱うかが,人生において有意義に生きていけるかどうかに関わっているのです。

急ぎの仕事に対応する

仕事の中には,急ぎでやらなければいけないものもあります。

そんな時こそ締め切りを意識して,追い込みをかけながら進めることで間に合わせることができます。

できないと最初から諦めずに,自分ができる最高の力で挑みましょう。

コラム(火事場の馬鹿力)

火事場の馬鹿力とは,窮地に立たされると発揮できる潜在的な力のことです。

火事や災害などの命に関わるような時に普段では考えられないような力が出ると言われています。

皆さんも一度は体験したことがあるのではないでしょうか。ここぞという時に普段では間に合わないと思っていた仕事が片付いたりすると,自分の能力に驚いてしまいます。

私たち人間は,脳の数パーセントしか使っておらず,潜在能力がたくさんあると言われています。火事場の馬鹿力をコントロールできれば,普段使われていない能力が使えるようになるはずです。

締め切りを意識して自分を追い込むことで,火事場の馬鹿力が発揮できるようになりましょう。

落とし穴に注意

プラクティス:10「時間割を作る」で紹介しましたが,やるべき仕事に集中するためには,タイムボックスで区切ってリズミカルに進めなければいけません。

プラクティス:11「車間距離をとる」で紹介しましたが,締め切りが守れなかった場合の保険として,仕事のバッファ時間をとっておかなければいけません。

著者プロフィール

太田憲治(おおたけんじ)

アジャイルスピリッツで仕事を効率よく進めるブログ「eXtreme Gadget」を運営するほか,仕事に役立つWebサービスの開発を行っている。代表的なものに「StartCommand」「D3timer」がある。関西ライフハック研究会のコミュニティも主催している。gihyo.jpで「GTDでお仕事カイゼン!」の連載を執筆。共著として「Life Hacks PRESS Vol.2」もある。

URLhttp://gadget.cre8system.jp/

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