2in1 PCと旅する絵日記 in Hawaii

第4日目(その2) ハワイの銀行口座,ゲットなるか!?

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

画像

なんだか選ぶ道がことごとく裏目に出てしまい,なかなかスムーズに楽しめずにいる今回の旅行。旅先で訪れた銀行でも,口座開設の前にまたもや「今日は都合が悪いから出直せ」とすげない言葉をいただいてしまい…という続編です。

そもそもなぜ「ハワイで銀行口座を開きたかったのか」というと,昨年からアメリカへ行く機会が増えつつあったので,海外で使う分くらいのドルをドルのまま稼ぎたかったから。詳しくは上のイラストのような段階を踏んで「だったらせっかくハワイに行くんだし,現地で銀行作っちゃえ」となったのです。

「明日出直してくんない?」と言われてしまったセントラルパシフィック銀行。しかしこちらにもそうはいかない事情がありまして…(泣)⁠

「明日出直してくんない?」と言われてしまったセントラルパシフィック銀行。しかしこちらにもそうはいかない事情がありまして…(泣)。

ただ一点,気がかりがあって,⁠事業性のあるお金のやり取りは法人口座でやってね。個人の口座でそれやっちゃ駄目よ。発覚したら簡単に預金封鎖しちゃうよ」というのがアメリカにおける一般的な扱いらしいんですね。日本でググって調べた感じによりますとですね。だからAmazonの電子出版(Kindle Direct Publishing)では使えないというのが通説なんですね,ググる先生によりますとですね。

はい,根っこから計画崩れてます。基礎作るの忘れちゃった建物レベルでぐらぐらです。だから今回の旅行でも優先順位は実は低めでした。⁠維持費ゼロで開設できるから,話のタネになるかもしれないし一応」レベル。

そして今日に話がつながるわけですが,それだからこそ「明日出直せ」と言われても,わざわざこのためにまた時間を割けるかというと…これが難しい。

いやー帰れと言われてもなあ。そう難色を示す私。ここで帰っちゃったら,たぶん二度と作る機会にはめぐまれません。

何度か押し問答になった末,⁠じゃあ,このお客さんはたぶんそんなに時間かからないから,30分くらい待っていられるなら相手できるけど…」ということに。いや30分なんて日本の銀行ならいつも待たされてますよ。全然余裕,チョー楽しょー,⁠待つ待つ,待ちます」と言って,その場でグーっと寝てました

最初に窓口で渡された口座開設のための記入書がこちら。全部日本語に翻訳してくれてるんですよね。海外の銀行がここまで日本語に優しいとは思いませんでした。

最初に窓口で渡された口座開設のための記入書がこちら。全部日本語に翻訳してくれてるんですよね。海外の銀行がここまで日本語に優しいとは思いませんでした。

ゆうに30分以上は寝てたでしょうか。誰かに声をかけられて目が覚めました。⁠ん?」と目をやると,先ほどの人はまだお客さんの応対中。見ると別の女性が立っています。

「あ,やっぱり終わらないみたいだから,もう帰れとか言われるのかな」

そう危惧していると,その方の口からは「何かお待ちですか? こちらへどうぞ」と流ちょうな日本語が。

え!

声をかけてくれたのは,Vice President & Branch Manager の肩書きを持つMiyukiさん。口座開設の手続きをしてくれるらしい! やった!

パーティーションで区切られた半個室のようなデスクに通された後は,これまでの「何かやろうとすると必ず何か障害が発生する」ということもなく,てきぱき口座開設手続きが進められていきます。いやそればかりではなく,この方の柔らかい雰囲気と流ちょうな日本語のおかげで,すんごくリラックスしてる自分に気づいたりも。

そのせいで,ぽろっと,ほんとぽろっと「本当はAmazonで電子書籍販売やって売り上げの受け取り口座に使いたいんですよねー」と口をついて出ちゃった。

そしたら………

大丈夫ですよーとにっこり。

え!?

何度確認しても「OK」というお返事。最後は「Amazonからの振り込みに必要な情報ってどういうものがあればいいですか?」なんて確認までしてくれるというオマケつき。

なんだろう,口座開設ができちゃったばかりでなく,半ば諦めていた「ドルで使う分はドルで稼ぐぜ計画」にまで道が開けちゃった。なにこの人,ひょっとして女神?

パーティションに区切られたこのようなデスクで手続きが行われます。軽く雑談を交えながら日本語で和やかに手続きを進めていただけて,本当に救われました。

パーティションに区切られたこのようなデスクで手続きが行われます。軽く雑談を交えながら日本語で和やかに手続きを進めていただけて,本当に救われました。

先ほどまでの暗鬱たる気持ちはどこへやら,すごく晴れ晴れとした気持ちで銀行を後にしたもので,⁠これは祝杯をあげなきゃいかん」と,日本出立前に聞いていたオススメ弁当屋で肉丼を買って帰りホテルのベランダで海を眺めながら食ってたら,もうほんとこれがめちゃくちゃに気持ちがいい。

そして後にわかることなのですが,この瞬間から運の巡りはくるっと反転して,ガッチリと歯車が噛み合い始めるのです。そう考えると,あの人は本当に「幸運の」女神さまだったのかもしれません。

後で車を出動させなきゃいけないので,祝杯はスプライトで。予算ケチっちゃったおかげで肉少なめの丼になっちゃいましたが,それでも十分に旨い!幸せなひととき!

後で車を出動させなきゃいけないので,祝杯はスプライトで。予算ケチっちゃったおかげで肉少なめの丼になっちゃいましたが,それでも十分に旨い!幸せなひととき!

著者プロフィール

きたみりゅうじ

もとは企業用システムの設計・開発,おまけに営業をなりわいとするなんでもありなプログラマ。本業のかたわらWeb上で連載していた4コマまんがをきっかけとして書籍のイラストや執筆を手がけることとなり,現在はフリーのライター&イラストレーターとして活動中。

URLhttp://www.kitajirushi.jp/

Twitterhttp://twitter.com/kitajirushi

コメント

コメントの記入